夏のデザートはこれ! メ ロ ン

 メロンはウリ科の1年草で、約3000年前の古代エジプトから、ギリシャ時代、ローマ時代にはすでに栽培されていたようです。14世紀から始まったルネサンスのころから品種改良で美味しいメロンが作られるようになり、南ヨーロッパから世界に広まりました。日本には、明治初期に入りましたが、高温多湿の気候が合わず、わずかに北海道や東北で栽培されるだけでした。戦後、品種改良が進み高級品だったものが、1960年ころか急速に消費が広がり、日本中に出回るようになりました。ブドウ糖をたくさん含み甘く、独特の香りはセバシン酸エチルという成分です。主に生食ですが、アイスクリームやシャーベットにも使われます。

アムスメロン 初夏に出回るメロンで、熊本から始まりだんだん東の産地で収穫されるようになります。オランダ系メロンとロシア系メロンをかけ合わせたもので、農林水産大臣賞を受賞した甘いメロンです。オランダのアムステルダムから ”アムス”と名前がつきました。 皮が薄くて果肉がたっぷりのおいしいメロンです。全国各地で栽培されています。

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イエローキングメロン  ”黄色い大様” という名前がつくほど人気のあるメロンで、まろやかさ甘さとやわらかな食感で子どもたちから大人まで幅広く喜ばれるメロンです。露地栽培され、表面はツルツルとした黄色で果肉は厚みがある大きな球形のメロンです。

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