ア ブ ラ ゼ ミ  セミ科

 2011年現在、アブラゼミは藤沢でもっとも多く生息しているセミ(優占種)で、森や林や街中の公園などでもよく見られます。過去のセミの抜け殻調査では80%がアブラゼミでした。これは土の乾燥や植物の種類や茂り方など、いろいろな環境に強いからと考えられます。大道小のどんぐり山でも一番多く見られるセミです。アブラゼミは、ジージーという鳴き声から油を揚げている音に似ているとか、羽が油の色に似ているということから名前がつけられました。暑い夏に一斉に鳴く蝉時雨(せみしぐれ)は、昔から変わらない夏の風物詩ですね。