令和2年度第4回藤沢市初任者研修

日 時 :2021年2月16日(火)午後3時から
場 所 :研修対象者所属校(Google Meet によるリモート開催)
指導講師:教育文化センター学校人材育成支援員 天利 智子

     教育文化センター指導主事  西田 将之

     教育文化センター指導主事      溝尾 昌也 

受講者 : 小学校初任者(32名)、 中学校初任者(14名) のべ46名

 

研修内容:(講義1)新学習指導要領を念頭に置いた授業づくり

       (講義 2 ) 事例を通して支援教育を考える

       (講話)   一年間を振り返って

     

研修成果

新学習指導要領を念頭に置いた授業づくり」の講義では、新学習指導要領の3つの柱である「知識・技能」、「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう人間性等」の関係性やその力を育成する授業づくりの視点について学びました。初任者は新学習指導要領のポイントを理解するとともに、授業づくりでは学ぶ意欲が向上するようなしかけ、発問、まとめ方等を意識して取り組むことが大切であるということを学ぶ機会となりました。

事例を通して支援教育を考える」の講義では、発達障害に関する知識やケーススタディを通して、子どもたちの姿を掘り下げて考えることで、子どもたちが具体的に何について困っているのか等を把握する重要性を学びました。また、初任者は支援を必要としている子どもたちに対して、どのようなことに配慮しながら支援したらよいのかを考える機会となりました。

「1年の振り返り」ではこのコロナ禍で、不安なことが多かった1年でしたが、初任者が日々、子どもたちとどのように関わり、困難な状況を同僚の先生方とどのように乗り切ったのか振り返える機会となりました。また、これから自分がどのような教師を目指していくのか気持ちを新たにする機会にもなりました。