夏の研修講座【11学校危機管理】防災教育に活かす藤沢市の防災教育

日 時 :2021年8月18日(水))9:30~11:00
場 所 :藤沢市教育文化センター 中会議室
講 師 :藤沢市役所防災安全部防災政策課主幹 平本貴大氏 危機管理課職員課長補佐 磯﨑 恵美子 氏
受講者 :教職員20名(小16名 中4名)   合計20名
研修内容:

(1)藤沢市の防災対策について 

(2)教育に生かせる防災

(3)質疑応答

                                                                       

研修成果:

「ふじさわ防災ナビ~防災・気象情報メール」「FMプラプラ」といった情報配信サービスや、令和3年7月までに全戸配布された小冊子「藤沢防災ナビ」から、藤沢市の災害発生状況の把握や災害発生時の行動計画の作成など、災害に備える手立てについて最新の情報を知ることができた。

また、防災教育において、授業計画は学校だけで行うことは難しく、防災に携わる関係者が関わることで児童生徒が生活する地域の防災力を生かした学習や、地域の現状に合わせた防災教育が施せることがわかった。

さらに、避難所運営ゲーム「HUG(ハグ)」をはじめ防災教育に活用できる参考資料やサイトを知り、防災の授業構築の幅を広げることができた。

受講者アンケート(抜粋)

<教職員>

・改めて防災・安全管理についての大切さを実感しました。自分の住んでいる地域について知ることは本当に重要だと思いました。参考になる資料提供をしていただきありがとうございます。

・毎年の風水害が他人事ではなく思われてきます。まず、自分のタイムラインを作ってみようと思います。学校でも避難所に行ってみるからなどから取り組んでみようかと思います。防災教育のHPなども夏休み中に見てみようと思いました。

・子供たちに危機管理について、指導する上で「ふじさわマップ」とプロジェクターを使用して子供たちと「目で見て」の授業のイメージができました。ぜひ活用させて頂きたいと思います。

・防災教育にはこれまでも取り組んできたが、今回紹介していただいたHUGやマイ・タイムラインなど具体的に考えさせたり取り組ませたりしながらの教育はしてこなかった。今後用できるように学校全体に周知していきたい。

・ハザードマップ上で自分の住んでいる地域と確認することがとても大切だと思いました。その情報を元に自分の行動を考えていく機会を学校でももっていくようにしたいと思います。