7月27日(月)

子どもたちの楽しみな給食の時間ですが、

今は「いただきます」をしてから、マスクを外し、

静かに食べている毎日です。

そんな給食にいつも添えられているのが

栄養士さんからのお手紙「きょうのきゅうしょく」です。

 

「7月17日(金)

 今日の給食は白いんげん豆を加えた『ドライカレー』です。

ひき肉とたっぷりの野菜を使って作っていますが、今、給食を作るのに

すこし困ったことがおきています。

 それは、このところ雨が続き、野菜の収穫に影響が出てきているのです。

給食用に頼んでいる野菜も、手に入りにくくなり、頼んだ量よりも少なく

届くものもあります。給食を毎日作ることができて、それをみんなが

おいしく食べられるように、私たちの知らないところで実は、いろんな

人たちががんばってくれています。『ありがとう』の気持ちをもって

おいしく食べてくださいね。」

 

「7月20日(月)

 今日の給食は人気メニューの『チャーハン』です。給食で

チャーハンを作るときは、家で作るのとは違う作り方をします。

ご飯と具で100キロ以上の量になるので、とても調理員さんが

炒められる量ではないからです。給食では、ご飯に調味料を

加えて炊き、具は別に炒めて作り、それを混ぜ合わせます。

今日はご飯70キロ、具40キロを調理員さんが大きなしゃもじを

つかって、混ぜて仕上げてくれました。一生懸命作ったので、

おいしく食べてくださいね。」

 

「7月27日(月)

 今日の給食は、小松菜たっぷりの『ツァイファン』です。

『ツァイ』は中国の言葉で『菜っ葉』、『ファン』はご飯という意味。

野菜も肉も一度に食べられる栄養たっぷりのご飯です。

 給食場で野菜を洗うときは、どの野菜も大きな水槽で

3回洗います。小松菜を洗うときは、葉に傷みがないか、虫が

ついていないか、一枚一枚よく確かめながら洗うので、

ちょっと大変です。みなさんに安全な給食が届くように、今日も

心をこめて作りました。おいしく食べてくださいね。」 

 

毎日、ふりがな付きで届くあたたかいお手紙。

これを読むだけで、栄養士さん、調理員さんたちのみんなへの思いと

一生懸命に調理してくださっている様子が目に浮かぶようですね。

そして、知らないこともたくさん教えてくれるお手紙です。