藤沢市教育文化センター 教育文化講演会 【講座番号1】学校はなにをするところ? ~これからの学校教育のありかたを考える~
【講座番号1】学校はなにをするところ? ~これからの学校教育のありかたを考える~
日 時:2023年8月22日(火)午後2時から午後4時15分
場 所:藤沢市湘南台文化センター 市民シアター
講 師:教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事、学校業務改善アドバイザー 妹尾 昌俊 氏
現在様々なメディアがこれからの学校教育のありかたについて報道しています。コロナ禍を経験した今、改めて学校の先生の役割やこれからの学校について、教育研究家として数多くの講演をされている妹尾先生よりお話をいただき、これからの “学校教育のありかた” や “未来を生きる子どもたちのための教育”について、教育文化講演会を通して、考える機会をもちました。
国や市などで学校を取り巻く現状の改善に取り組まれている妹尾先生だからこそ、様々な具体的事例をもとに、より良い教育につながる方策を提言くださいました。会の中では、席の周りの人とトークセッションを行う時間があり、そこでも様々な意見から、自分の考えを整理することができました。
受講者の感想から
- ずっとニュース等で見ていた妹尾先生の話が聞けて良かったです。学校と家庭の棲み分けや、教師の仕事の在り方、これからのステップアップのために学校としてどう変わっていくべきかの方向が見えました。一職員ではなく、学校と保護者、地域全体を見据えながら、活動の見直しをしていきたいと思いました。
- 学校外から学校を見る専門家がどう考えているのか、ということが分かりました。学校を変えられるのは、教員が様々な意見を学び、自分たちで変えていく他ないと感じました。子どもたちの将来のために、「想像力」と「情報処理力」をつけられるような教育をしていくことが肝要だと改めて教えていただきました。「この力に自分で名前をつけましょう。」という投げかけがあったことで、より印象に残ったように思います。
- 修学旅行のねらいを再考するなど、今までの当たり前を考え直すことで、働き方改革にもつながると感じました。ただ、その当たり前を改革して行くには、保護者の理解など多くの壁があると思います。
- 一つ一つの教育活動を行う意味は何なのか、必要なものははたして何なのか、話し合っていくことがサイド問われていると思います。今までの当たり前を見直してみること、これからの学校教育についてたくさんのヒントを示していただきました。著書も読みたいと思います。
登録日: 2023年9月1日 /
更新日: 2023年9月7日