『藤沢市教育史』は、史料編と通史編からなり、史料編6巻と別巻1巻を1994年(平成6年)から2004年(平成16年)に刊行し完結している。また、2008年(平成20年)に通史編近代を刊行し、更に、2010年(平成22年)3月、通史編現代(A5版、総頁数約700頁)を刊行した。

藤沢市教育史 通史編 近代

 「藤沢市域内の寺子屋関係の資料の収集に努めた。寺子屋の師匠に携わった人の墓標を探すことにした。その結果を『藤沢市教育史』史料編にまとめることができた。これは、筆子塚とよばれるもので寺子屋師匠を住民たちが顕彰したものであった。」(本文20頁より)。「近世の教育」「明治前期の教育」「明治後期・大正初期の教育」「大正後期の教育・昭和前期の教育」「昭和戦時期の教育」の6章からなる。教育史を通じて郷土をより深く学ぶことができるであろう。

藤沢市教育史 通史編 現代

 『藤沢市教育史』通史編現代は、「戦後初期の教育」「新しい教育への道」「戦後教育の再編成」「社会状況の変化と教育」「幼児教育と学校教育の推移」「社会教育の展開」「教職員団体の動き」の7章からなる。戦後期から昭和の末期までの教育史を通じて、郷土をより深く学ぶことができるであろう。