神奈川県西部地震と関東大震災

 過去の歴史を調べると、小田原では約75年の周期で大きな地震に見舞われてきました。そして、1923年にはM7.9の巨大地震が発生し、東京では死者行方不明者14万人という史上最大の被害となりました。関東一円に大きな被害をもたらしたこの災害を「関東大震災」といいます。東京での被害があまりにも大きいため、神奈川県のことはあまり知られていませんが、藤沢でも圧死者60人以上、7mの最大津波により150人以上が行方不明となりました。当時の人口を考えると甚大な被害といえるでしょう。あれから約90年、いつ大きな地震がきてもおかしくありません。(資料:藤沢の自然4 ”ふじさわの大地”-人々の暮らしと自然- 2002年藤沢市教育文化センターより)

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