野菜のマヨネーズ焼き

 マヨネーズは、フランスで肉料理用に使われているドレシッングです。成分の70%以上は油で、次に20%の水分、そしてタンパク質やたくさんのビタミンを含んでいます。油は酸化されて劣化しますが、窒素やイオウを含まないため腐ることはありません。また、水分量は少なく、含まれている酢には殺菌効果があるため雑菌は繁殖しにくく、保存性のよい調味料といえます。日本のマヨネーズは、菜種油や大豆油など植物性のもを使い、酢も米酢を使っているため癖がなく、いろいろな料理に合うように作られました。ただし、カロリーが高いためとり過ぎには注意が必要です。マヨネーズは、子どもたちも大好きなので、野菜が嫌いでも食べるようになります。日本では、1925年にキューピーが初めて作り、現在シェアは60%を超えています。どんな料理にもマヨネーズを使っている人をマヨラーと言います。