藤沢小麦でつくる  ナ ン

 インドやイラク・アフガニスタンなどの中東で食べられている薄焼きのパンを言います。小麦粉の中に自然に含まれている天然酵母を発酵させて作ります。パン生地をタンドゥールという窯(かま)の内側の壁にはりつけて焼きます。インド料理店などではカレーとともに出されることが多く、最近は日本でもカレー専門店やファミレスでおなじみになりました。給食のナンは表面に茶色のつぶつぶがあります。これは藤沢でとれた「ユメホウシ」という小麦粉を混ぜているからです。”藤沢地粉の会”の人たちが熱心に活動し、受け継いできた大切な小麦を使いました。