2日目のお天気は残念ながら夜半から明け方にかけて、結構な雨。
それでも、天気予報の情報はそこまで悪そうではなく、9時頃にはやむのでは…という予報。
なんとか今日一日お天気もってほしい!というのがみんなの気持ちです。

 

昨夜は湯葉のお味噌汁。今朝は手作り豆腐。
日光の名産品をいただきました。
もちろん、黙食です。

 

楽しかった1泊のお泊まり。いざ、東照宮へ!

 

小雨のぱらつく中、一生懸命ガイドさんの話を聞きました。

   

  

  

改修工事の終わった陽明門や猿の一生「三猿」とても小さい「眠り猫」など、いわゆる日光東照宮の見所をいわれとともに、しっかりとガイドさんから教わってきました。
幸い、小学生の団体は藤沢市内の小学生だけという恵まれた中での見学となりました。
見学しているうちに雨もやみ、ちょっと蒸し暑いぐらいの気候の中を歩きました。「とてもとても寒い」という情報が事前に流れていたため、私も含め、みんな厚着です。上着を脱ぎ、水分補給を心がけ見学しました。

初代将軍、徳川家康をまつるために建てられた東照宮、また三代将軍、徳川家光をまつるために建てられた大猷院など、歴史にまつわる数々の史跡・建造物を見ることができた1日でした。
遠い歴史上の人物に思いを馳せるとともに、今、生きている自分たちもまた、歴史をつないでいく一人である、ということ。しっかり胸に刻んで今後の生活に生かしていってほしいと思います。

 

私は、2日目の朝食の後に子どもたちにこんな話をしました。

今年、こうして9月に修学旅行が実施できたのは3年ぶり。ここ2年間の6年生は普通のことができず、がまんをしてきたこと。そして今も、まだまだ安心な状況にはいたっていないこと。それでもなお、こうしてこの場にいるのは、学校の先生たちの努力だけではなく、旅館・2日目のお昼を食べる休憩店・旅行会社・看護師さん・そして送り出してくれた家族の支え、その他多くの方々が皆さんのために、動いてくださっていることを忘れてはならない、と話しました。当たり前に思っていることは、多くの人々の努力によって成り立っているのだということを。感謝の気持ちを人として忘れてはならない。こうして、日光修学旅行に来られたことを当たり前と思ってはならない。他人への感謝「ありがとう」を常に持ち続ける人になってほしい。

今、コロナ前のことができるようになってきてはいますが、その裏で一生懸命努力をして実現させようとがんばっている人がいることを忘れてはならない、と自分自身も強く感じました。
学校もできることをきちんと考えながら実現していきたいと思います。

感慨深い日光の2日間でした。