児童生徒指導の基本的姿勢

 

児童生徒を健やかに育てるために、最も大切にしたいこと・・・それは

自他の生命を尊重する心を育てること

そのために、教育委員会は、学校とともに、次のようなとりくみをすすめています。

児童生徒がよりよい人格を築き、自己実現や他者理解ができるような資質や態度を育てていくことをめざします。

児童生徒に対し、共感的・受容的に接するとともに、心のゆとりが持てるような教育機能の充実をめざし、相談体制の確立や外部の相談機関との連携に努めます。

学校だけではなく、家庭や地域・関係機関などの協力を得ながら指導の充実を図ります。

各教科や道徳・特別活動・総合的な学習の時間を通して、児童生徒が主体となる授業づくりや、ふれあい体験を重視した教育活動も積極的に取り入れ、児童生徒と教師及び児童生徒相互の好ましい人間関係を育てるなど、魅力ある学校づくりを進めます。

児童生徒の安全確保及び学校の安全管理の徹底を図ります。

本年度の努力点は・・・

不登校についての積極的取り組み

藤沢市では、平成16・17年度と不登校生徒の数はやや減少してきていますが、依然として中学校では平均して1クラスに1人以上の不登校生徒が存在するのが現状です。具体的には、次のようなとりくみをすすめています。

不登校をできるだけ早期に発見し、対応するために、月に3日程度の理由が明らかでない欠席があった段階で、理由を探る関わりを持ち、原因の把握、問題の解決など具体的な対応を図ります。

「不登校はどの子にも起こりうるものである」との視点に立ち、共感的・受容的に児童生徒に接し、児童生徒のよい点を積極的に評価し、自己の存在感を実感でき、安心できる学級づくり・学校づくりに努めます。

子どもの自立を促し、ふれあいや体験を重視した教育活動を積極的に進め、好ましい人間関係を育てる工夫をするなど、不登校を起こさないための対策を図ります。

家庭訪問などを通して、保護者との連携を図り、支援・援助を行い、「藤沢市相談指導教室」やその他の教育相談室、相談関係諸機関との適切な連携が図れるよう配慮します。

学校復帰した場合の学級の受け入れに十分配慮し、また教室に入れない子どもの学校での居場所づくりに努めます。

いじめ・暴力行為に対する指導

 今、いじめと子どもの自殺が社会問題になっています。これについても教育委員会は学校とともに次のようなとりくみをすすめています。

「いじめや暴力行為は、絶対に許されない卑劣な行為である」として、毅然とした態度で問題解決にあたるとともに、いじめや暴力についての相談があったときは、子どもたちとともに考え、指導する中で、いじめや暴力の卑劣さや解決方法を理解させるように努めます。

いじめや暴力等で他人を傷つけたり、生命を軽んじたり、人権を無視したりするようなことが絶対ないよう、生命の尊さや思いやりの心を育むといった基本的な人間性を育てる教育を、あらゆる機会を通して進めます。

児童生徒の交友関係や行動等にも十分注意をはらい、児童生徒間の良好な人間関係が構築されるよう指導し、いじめや暴力行為の未然防止に努めます。

特にいじめ問題については、「どこの学校にも起こりうる問題である」「見えにくく隠れているいじめこそ大きな問題につながりやすい」という強い認識を持ち、いじめられる子の立場に立って、その発するサインを見逃さないようにし、本人や保護者の訴えに十分耳を傾け、早期に対応します。

児童生徒の悩みを受けとめられるように相談体制の充実を図り、また、家庭・地域社会、関連機関との連携を進めます。

児童生徒指導に関わる事業・組織

 

 上記のような学校の児童生徒指導を支援するために、教育委員会ではさまざまな児童生徒指導に関わる事業・組織を運営しています。以下にそのいくつかをご紹介いたします。詳細につきましては該当事業のページをご覧ください。

藤沢市相談指導教室                               不登校の児童生徒に対し、その心情や成因を受けとめ、学校生活・社会生活に適応できるように解決策をともに考える機関です。カウンセリングやグループ活動を通じて、相談・指導・援助を行います。また、その保護者に対しても必要に応じて相談・援助を行います。

活動内容…通室活動・家庭訪問による相談援助・来室相談・電話相談

入室…学校を通してが基本ですが、保護者の方が直接相談指導教室に 相談することもできます。                                           

学校教育支援相談                                小・中学校に週に1日相談員を配置し、児童生徒が抱える悩みや発達に関わる問題の解消に向け、児童生徒や保護者・教職員・地域等への支援・援助活動を行います。

相談の申込みは学校を通して行います。