お茶の実と種  ツバキ科

 実は、花が咲いた後でできるもので、種=種子や果肉を含んでいます。赤いリンゴは実ですが、赤い皮=果皮、果肉=食べるところ、中心に種があります。お茶は、葉を乾燥させて煎じて飲みますが、種はあまり知られていません。春に咲いた花の後、秋に緑色の実がなります。実は、茶色に変色し冬の間に地面に落ちます。種からカメリヤ油という上質な油が取れます。種の色は茶色ですが、茶色という色は、チャを染料として使ったときに出る色を指したそうです。

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08.10.30 お茶の花を見たことありますか?

 藤小には、正面にある梅の木を囲むようにお茶の木(チャ)があります。今、白いかわいい花を咲かせています。お茶の木は、805年に最澄が、中国の当時は唐と言われていた国から、薬用として日本に持ってきました。また、1191年に栄西がお茶の作り方と種を持ってきたと言われています。茶つみは、5月~9月にかけて、4回くらい行います。藤小のチャの木からももちろんお茶を作ることができます。来年やってみましょう。

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