27 【教科・領域(理科)】これだけは身につけたい 理科授業の技!

 日 時:8月22日(月)午後1時30分から

 場 所:教育文化センター 大会議室

 講 師:筑波大学附属小学校長 佐々木 昭弘 氏

 研修内容:・「単元名 てこのしくみとはたらき」を通して「理科授業を考える『言語力』」

      ・「燃焼の仕組み」を通して「主体的・対話的で深い学び」を促す「問い」が変遷する理科授業

            

研修成果

 理科授業の典型的なパターンは、「問題」「予想」「実験」「結果」の流れの中で問題は解決されることを指導案の実践事例をもとに学んだ。

 次に講師から提案された理科研修メニュー

 ①理科授業で鍛える『言語力』

 ②『主体的・対話的で深い学び』を促す『問い』が変遷する理科授業

について各グループで協議し、その後、各班から出された項目について講師から回答及び解説をしていただいた。

 受講者から出た質問、例えば「コロナ禍の中で実験はどうしたらよいか?」「科学的な思考とは?」「グループ活動についてどう評価すればいか?」「ICT機器を上手に活用するには?」「理科授業のユニバーサルデザインとは?」等について、具体的なご自身の事例を紹介したり、スケッチブックに図を書いたりしてわかりやすく解説して頂いた。

 日頃教師が抱えている課題なので、明日の授業からすぐにでも使える内容であった。

受講者の感想(抜粋)

・様々な授業実践の紹介を通して、子どもの気持ちを感じながら発問の視点や授業の組み立て方について学ぶことができました。「実験方法や問題づくりど 

 うしたら子どもたちの意見を集約できるか」という質問や考察に関するものもありました。私もそこに悩むことが多い。教科書をうまく活用しつつ考察の

 キーワードもアドバイスしつつ子どもたちと授業を作ってていきたいと思いました。

・観察の仕方を説明するよりも、「書いてみて…」という進め方、発達段階ともあわせて教えていただけたことです。また学年に関係なく授業で子どもたち

 の考えを深める技術や動かし方を学べました。理科以外にも通じるものでとても有意義でした。

・児童の経験や知識があって授業が成立する大切さに気づかされました。導入のところで、助走となる時間、疑問を提示することを取り入れていきたいと思

 いました。