秋の研修講座「よりよい学級づくり・授業づくり」

日 時 :2020年10月6日(火)、15日(木)午後3時から
場 所 :教育文化センター
指導講師:教育文化センター 学校人材育成支援員 吉田 正彦
受講者 :小学校(21名)、中学校(14名) のべ35名
研修内容:今までの学級経営を振り返り、児童・生徒と教師のよりよい関わり方を考える。

     教育課程の基礎を学び、「児童・生徒とともにつくる授業」を考える。

 

   

研修成果

 ワークシートを用いて、今までの学級経営を振り返ることで、自分自身及び学級の「今」を認識することができた。その際、グループでコメントを書き合ったことで、ヒントを得たり、励まされた参加者も多かった。

 学校の教育課程を見直して、日々の学習活動の位置づけを、あらためて確認しながら授業を作っていくことは非常に大切である。その際、児童・生徒と共に単元計画を作っていくという考え方を示すことによって、「主体的」な関わりが生まれることを考えるきっかけになった。

受講者のアンケートより(抜粋)

・子どもの学習意欲を高めるために、学校だからこそできることを大切にして授業をつくっていきたい。また、こちらから問題を提示するのではなく、子どもと一緒に考えていくことをやってみたい。

・学級経営について、自分の弱さについて、仲間からコメントをもらえたことがうれしかった。

・学習計画を子どもと一緒につくってみようと思った。他の先生方が日々工夫して取り組んでいることを知ることができてよかった。

・授業づくりにおいて、聞いたり見たりするのではなく、生徒同士で話し合う機会や他の生徒に教える機会を多くつくることで、知識の定着につながることがわかった。

・授業の流れを生徒と一緒に考えるというものは、自分の中に全くない発想で新鮮だった。その時間をどこで生み出すかという問題は生じるが、試してみたい。