秋の研修講座「クラスの気になる子どもへの対応」

日 時 :2020年10月20日(火)、30日(金)午後3時から
場 所 :教育文化センター
指導講師:教育文化センター 指導主事 宮本一也・学校人材育成支援員 天利智子
受講者 :小学校(27名)、中学校(4名)、特別養護学校(2名)
研修内容:支援を要する子どもたちへの具体的な手立てについて

     支援教育を子どもの視線から考える

    

研修成果

 受講者は支援教育の理論と実践について講義を受け、支援教育の現状と児童生徒の目線で支援の手立てを考えることの大切さを学ぶ機会となった。

 具体的な支援ツールや対応の仕方などについて、図や写真などを用いた説明で受講者にわかりやすい内容であったと思うが、実際に対応した事例などを挙げることで、受講者がイメージしやすく、より実感が得られたのではないかと感じた。

受講者のアンケートより(抜粋)
  • 最新の情報を知ることができてよかった。また「支援」の大切さ、仕方等を改めて学ぶことができた。私自身も今後に生かしていきたいし、校内でも職員に伝えて共有したい。
  • 支援の形は子どもの数、支援を要する場面の数だけあるという言葉がとても印象に残った。
  • 具体的な支援の方法を知ることができました。クラスには支援が必要な子が多数います。色々試しながらよりよい授業、支援ができるよう努めたいと思います。
  • 何がだめなのかだけでなく、どうすればよいのか、どんな行動が適切なのかをその都度示すことが大切であることを学びました。
  • 気になる児童への対応方法について学べた。特に自分の意志表示カードや落ち着くための方法などはとても参考になった。また用具を使う前に児童や保護者に確認を取ることを大切にするように意識したいと感じた。今まで不適切な行動に目が向きがちだったが、氷山の下の部分にも気を付けて見取っていきたいと思った。
  • ほとんどの内容が知らないことでしたので、子ども一人一人に対する接し方を考えなければと思いました。
  • 支援を要する子どもへの対応について、今の学級を考えたときに、取り組んでみたい手立てがあったので、やってみたいなと思いました。
  • 生徒が「無理」と言ってもどの部分までは大丈夫で、どこからができないのかなど、生徒と一緒に考えていきたいです。