令和3年度第3回藤沢市初任者研修(宿泊代替研修)
令和3年度第3回藤沢市初任者研修(宿泊代替研修)
日 時 :2021年8月18日(水) 9:00~12:00
場 所 :教育文化センター 大会議室
指導講師:藤沢市教育文化センター 指導主事 溝尾 昌也
〃 指導主事補助員 清水 亙
受講者 :小学校初任者(22名)中学校初任者(22名)新採用養護教諭(2名)合計 46名
研修内容:
(1)日程説明
(2)藤沢市歌の紹介
(3)講義1 「児童・生徒指導のポイント」
藤沢市教育文化センター指導主事 溝尾 昌也
(4)講義2 「事例から学ぶケーススタディ」
藤沢市教育文化センター指導主事補助員 清水 亙
(5)事務連絡
研修成果
・昨年度に引き続き、藤沢市歌の紹介を行った。コロナ禍のため、歌を知ってもらった上で、一緒に歌うことはできなかったが、参加者には藤沢らしい歌詞をよく見てもらいながら、担当が歌って紹介した。藤沢市歌の存在はあまり知られていないようだったが、歌を知ることで、藤沢市の教員に同じ時期になったのだという意識を高めることはできた。
・溝尾指導主事より、児童・生徒指導のポイントについて、「自己指導能力」育成のために、自己存在感を与える、共感的な人間関係を育む、自己決定の場を与えるというお話があった。特に「自己有用感」については、国立教育政策研究所のリーフレットを配付することで、研修終了後に参加者がじっくり理解する手立てがとられていた。また、いじめの定義について、これまでの定義から大きく変わったところを見え消ししながら提示し、参加者全員が周知しなければならないことは何なのかを明らかにすることにより、いじめの認知からその解消までの流れを示すことができた。
・清水指導主事補助員による、事例から学ぶケーススタディでは、小中学校別の教員一人でも取り組めそうな事例を、グループで役割分担をしながらロールプレイを行った。「観察者」という役割を設け、プレイを見ていて感じたことをグループで共有することにより、同じ事例を3回行うごとに、少しずつレベルアップすることができた。また、「拝聴の技法」についての抗議を通して、児童(生徒)や保護者との信頼関係を築くことの大切さを伝えることができた。