18 社会科 追究したいが止まらない!「社会科好きな子ども」を育てる授業づくり

 日 時:8月6日(金)午前9時30分から
 場 所:教育文化センター    および リモート参加(講師、参加者)
 講 師:筑波大学附属小学校教諭 由井薗 健 氏
 研修内容:

(1)コンテンツ・ベースからコンピテンシー・ベースへ(小学校学習指導要領から)

(2)「なぜ」を問う「概念等に関わる知識を問う学習問題」を成立させること

(3)小学校5年「公害をこえて」を例に

(4)3つの汗をかく社会科授業を

   

今も、担任として子どもたちを育てながら、さまざまな研修会の講師として活躍をされておられる由井薗先生のお話は、具体的であり、また実践者としての確かさを感じさせる内容だった。子どもたちへの具体的な問いかけなどを示された。

研修成果

・今回の指導要領改訂のポイントについて、また具体的な実践を例に、どのように「深い学び」へと子どもたちを誘うのか 大変具体的なお話で、「これから工夫して取り組んでみたい!」とアンケートに書いた参加者が多くみられた。

・子どもたちがよりよく学ぶために、「ただこなす授業」でなく、そこにいる先生が「何をねがうのか」が大切であると、「教師」として子どもたちの前に立つ、姿勢について話があった。

受講者の感想(抜粋)

・これまで、子どもと教材(事象)との出会わせ方を意識しても、目標からベクトルが離れていき「何がしたい時間だったのか、よくわからなくなってしまった…。」と感じることがありました。『単元をつらぬく問い』ができれば…。でも、どうやってつくっていけば…と、モヤモヤ袋小路状態でしたが、今日のお話を聞いて、どのように学習課題を 設定していくかを学ばせていただき、スッキリしました!!できるよう全力で頑張りたいと思います。ありがとうございました。

・とても心ゆさぶられる授業で、社会の授業をもっと追究したくなりました。まがは教材研究を日々 根気強くやっていこうと改めて感じました。