夏の研修講座【9いじめ対策(指導課共催)】いじめのないクラスをどうつくるか ~法を知り、心を育み、クラスをつくる~
9 いじめ対策【指導課共催】 いじめのないクラスをどうつくるか ~法を知り、心を育み、クラスをつくる~
日 時:8月27日(金)午前9時30分から
場 所:教育文化センター 中会議室
講 師:藤沢市教育委員会 スクールロイヤー 上西宏明 氏
いじめ防止対策担当SC 三上容子 氏
指導主事 長嶋宏子 氏
研修内容:
(1)「法」から見たいじめのないクラスとは
(2)いじめのサインを見逃さないために
(3)どの子にとっても居心地のよいクラスをつくる
グループワークを取り入れながら、「いじめについて」三つの視点から話された。スクールロイヤーの上西氏は、具体例について、「いじめ防止対策推進法」からみると「これはいじめか、その理由は」、「何がいじめなのか」など『基本的な見方、考え方』を、そして、カウンセラーの三上氏からは、「いじめの4層構造+学校環境・家庭・地域環境」のなど『いじめのアプローチのポイント』などを、また長嶋氏は学級経営の視点から話された。
研修成果
「いじめ防止対策推進法」に照らして、何がいじめなのかを整理して示していただいたことは、私たちが子どもたち関わるなかで、大切な基準を得たといえる。具体的な例を挙げながらのお話だったので、大変理解しやすかった。また その上で、どうアプローチするのか、普段の学級経営がいかに大切であることが示された。9月から、すぐ生かすことができる視点を得ることができた。
受講者の感想(抜粋)
・ 法律家・心理家・教諭という三つの視点で「いじめ」「学校という環境」「児童・生徒の関係作り」の話を伺うことができて良かったです。居場所作り、きずな作りを大切にしたいです。
・ クラスの中で互いに協働的で、認め会える居場所づくり、絆づくりが大切だと学んだ。クラスで起こる事に「いじめ」の視点を持ちつつ、子どもたちと話し合い、指導すること、また加害者の気持ちを考えることも大切だと学んだ。