21【理科】楽しく安全に加熱実験の基礎基本!

日 時:8月5日(木) 午後2時から

場 所:教育文化センター 理科研修室

講 師:明治小学校 竹尾 竜昇 氏 滝の沢中学校 中明 倫子 氏

受講者:教職員8名 (小学校8名)

研修内容

(1)理科室での注意事項とは?

(2)実験器具の取り扱いってどうやるの?

(3)加熱実験にチャレンジ ~4年生「もののあたたまり方」~

    

研修成果

 はじめに化学実験における危機管理について、実際にあった学校事故事例を参考に、アルコールランプの事故について解説を聞き、ワークシートを使って危険予知に関する知識を習得することができた。

 次に実際に小学校4年生の「金属の温まり方」「水の温まり方」「空気の温まり方」の実験を行い、加熱実験の基礎基本を学ぶことができた。 

 参加者の半数は小学校4年担任で、実際に授業に関わることもあり、加熱器具について熱心にメモを取りながら参加する姿が印象的であった。

 
受講者の感想(抜粋)

・教科としての理科(実験)を自分の生活のどの場面に落とし込んでいけるのかを考えることは、とても大切だと思いました。危険を知る意味でも予備実験をやる必要があると改めて思いました。

・理科実験において危険なポイント、子供への指導への仕方、こんな事故が起きた場合どう動くか、ケガの手当であれば考えたことはありましたが、どこで何をさせるかなど具体的に考えたことはなかったので、知ることができよかったです。

・安全に実験を行うためには、子供が自ら安全を守る態度の育成と、予備実験が大切だと学ぶことができました。また予備実験の際には「危険なところはどこか」、「見る視点はどこか」等考えながら行うことも大切だと気づくことができました。