19【教科・領域等(国語科)】「確か」に書く、「豊か」に書く ー「書くこと」の系統性とポイントを知ろう!

 日 時 :8月9日(火)午後1時30から午後4時30分まで
 場 所 :藤沢市本庁舎 8-1、8-2会議室
 講 師 :山梨大学大学院総合研究部 准教授 茅野 政徳 氏
 研修内容:  (1)「創造的な書く」について
      (2)「実用的な書く」について
      (3)「説得的な書く」について
      (4)思考し、表現するための語彙の学習について

 

研修成果

 「書くこと」については「読むこと」に比べて難しさを感じやすく、個々の児童生徒の取組に差が出やすい傾向がある。そのために、協働する活動を入れ、他者の力を借りることが大切になってくる。そのような視点を取り入れて、前半の「創造的な書く」ことについては、多くの書く活動を実際に体験した。
 後半は特に社会に出ても必要になってくることの多い「説得的な書く」ことや「語彙を増やす」ことの取組について、具体的な言語活動をたくさん示していただいた。
 学習指導要領で示されたことと関連させながら、系統的に「書くこと」の学習を進めていくことの重要性について、改めて学ぶことができ、大変充実した研修であった。 

受講者の感想(抜粋)

・書くって楽しい。書くって大切。書くことで成長できる!と思いました。研修があっという間に感じました。本当に自分が今までやってきたことをあらためたくなりました。本当にこんなすてきな研修を受けられて嬉しかったです。
・読むことは、みんなで進められるが書くことは人によってスピードが違うし、しんどさもともなう。だから友達の力を借りる。それが学校だという言葉が非常に印象に残りました。2学期始まったら、豊かに書くことを意識して、子どもとともに進めていけたらなと思いました。お忙しい中本当にありがとうございました。
・茅野先生のすばらしさは知っていましたが「書く」ことに焦点をしぼった研修で、新たな発見がたくさんありました。実際に体験することで、子どもたちの気持ち、協働の大切さにも気づくことができました。ありがとうございました。