第8回部会

日時:2018年11月15日(木)午後2時30分から

場所:藤沢市立片瀬小学校

内容:第2回部内研究授業(臼澤研究員)及び研究協議

   瀧澤研究員の研究授業の指導案検討②

 

 

 研究員による第2回研究授業(部内授業)が実施されました。今回も、研究協議を通し、研究テーマにつながるキーワードが挙げられました。

○第2回研究授業(部内授業)臼澤研究員

 題材名 物語文『大造じいさんとガン』(光村図書 国語 小5)

 授業は、物語文『大造じいさんとガン』の山場の読み取りを通し、主人公の心情について、根拠をもとに自分自分の考えを表明し、話し合いを通して深め合う学習活動が展開されました。

 教師が(一晩)(夏中)(二年)などのカードを並べ始めると、子どもたちは瞬時に授業に引き込まれ、物語の世界に入り始めました。狩人としての成功とは何かを再確認した上で、大造じいさんの”おとり作戦”は成功か失敗か、満足か悔しいか、それぞれが思うところに名札を貼り、根拠をもとにした活発な意見交流の幕が切って落とされました。

 研究協議では、まず初めに、各研究員から「たくさんの刺激を受け、大変勉強になった。子どもたちの集中力や教師の工夫に驚いた」などの感想が次々に述べられました。講師の青山先生からも、「計算された板書計画やパワーポイントを用いた課題の説明など学習の視覚化」「主発問の焦点化」「子どもが自らの立場を決めた上で次々に話し出し、少しずつ深めていく共有化の方法」など、具体的なプラス評価が数多く挙げられました。

 ただ、子どもたちの意見が広がり過ぎてしまい、着地点が見えなくなってしまったという自評の通り、収束の方法に今後の工夫が必要となりそうです。

 そういった中からも、根拠をもった話し合いの活性化を図るための”しかけ”がテーマにつながるキーワードとして挙げられました。

   

○瀧澤研究員の研究授業の指導案検討②

題材名 物語文『ずうっと、ずっと、大すきだよ』(光村図書 国語 小1)

 瀧澤研究員からは、物語文の最後の「なにをかっても、まいばん、きっといってやるんだ。『ずうっと、ずっと、大すきだよ。』って。」という主人公の言葉の理由を考えさせたい、という提案がありました。これに対し、各研究員からは、小学校1年生の段階でそれは難しいのではないか、という意見などが出され、青山先生からも、この文章が読書紹介として掲載されていることから、学習指導要領による確認の必要性などが説かれました。結論は出ず、次回の瀧澤研究員の研究授業への課題となりました。

 


第7回部会

日時:2018年10月29日(月)午後2時30分から

場所:藤沢市立湘南台中学校

内容:第1回部内研究授業(渡辺研究員)及び研究協議

   臼澤研究員の研究授業の指導案検討②

  

 

 研究員による第1回研究授業(部会内授業)が実施されました。研究協議を通し、研究テーマにつながるキーワードが様々挙げられました。

○第1回研究授業(部会内授業)渡辺研究員

 題材名 論説文『作られた「物語」を超えて』(光村図書 国語 中3)

 授業は、論説文の論理展開についての理解を深めるというねらいを達成するために、筆者の主張に対する「ゴリラ」の事例の役割を考え、班で意見をまとめ、全体で共有するという展開でした。考える手立てとして、「ゴリラ」の事例ばかりで組み立てた文章と事例をすべて省いた文章とを配付し、対比できるようにしていました。

 研究協議では、「具体例があると説得力が増す」という意見が多くの班から出され、全体の話し合いはすんなり進んで終了してしまったが、もう少し筆者の思いをつきつめて考えさせてから話し合わせれば、深い学習につながっていったのではないか。生徒自身の“問い”になっていたのだろうか、など、活発な議論が繰り広げられ、研究テーマにつながるキーワードがたくさん挙げられました。

○臼澤研究員の研究授業の指導案検討②

題材名 物語文『大造じいさんとガン』(光村図書 国語 小5)

 「大造じいさんは、おとり作戦の結果に満足しているか?」というめあてを達成させるための、本時の導入のしかたについて話し合いました。①ここ数年の狩りの成果の振り返りから入る、②ダウト読みにより、大造じいさんの心情の変化を振り返ることから入る、この二通りの導入方法についての検討となりました。いつもながら、白熱した話し合いとなりました。

 


第6回部会

日時:2018年9月10日(月)午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:各研究授業の開始時刻等の確認

   渡辺研究員の研究授業の指導案検討②

   難波研究員の研究授業の指導案検討① ほか

  

 今回は、いよいよ次回に迫った研究授業(提案授業)を含め、中学校2校の指導案検討を行いました。研究員が追求したい課題やこだわりなどを巡り、熱い話し合いとなりました。

○渡辺研究員:題材名『作られた「物語」を超えて』(光村図書 国語 中3)

 いよいよ次回研究部会で行われる論説文の研究授業の最終指導案を検討しました。前回同様に筆者の主張を具体的に説明するための本論(ゴリラの事例)なのか、本論(ゴリラのこと)について主張したいために練り上げられた結論なのか、筆者の意図をどこまでつかませることができるかが話題に上りました。また、講師の青山先生からは、授業者のねらいや、話し合い活動の目的を明確にすることの大切さについてお話がありました。

○難波研究員:題材名『少年の日の思い出』(光村図書 国語 中1)

 教材文の解釈を巡り、各研究員から様々な意見が出されました。主人公の心情の読み取りをねらいとする授業では、教師の解釈とは異なる様々な解釈が生徒から出てくることが予想されます。根拠となる文が本文中にあまりない場合、読み手自身の生活体験や読書経験が意味づけの根拠となるからです。そのような授業の着地点をどこに置けばよいか。青山先生からは、今研究員同士が行っているように、物語文の解釈を巡って話し合うことの楽しさを、生徒たちにも味わえるようにすることが、意欲や活用力につながるのではないかというご示唆をいただき、授業を展開するときの大きなヒントになりました。

 


第5回部会

日時:2018年8月27日(月)午前10時から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:渡辺研究員の研究授業の指導案検討①

   川添研究員の研究授業の指導案検討① ほか

  

 今回も、テーマ設定に向けて、研究授業(提案授業)の指導案検討を行いました。研究員が追求したい課題やこだわりをもった授業展開の工夫などに視点をしぼり、話し合いました。

○渡辺研究員:題材名『作られた「物語」を超えて』(光村図書 国語 中3)

 筆者の主張(結論)を具体的に説明するための本論なのか、筆者の主張の中心は本論にあり、そこに序論と結論を加えてまとめ上げた文章なのか、話し合いのポイントが絞られたことで、中学校3年生に適した課題が見え隠れしてきました。

○川添研究員:題材名『スーホの白い馬』(光村図書 国語 小2)

 主人公スーホの心情を読み取る課題が多くなることや、音読でまとめる指導計画について、日頃の疑問点をぶつけ合いながら、熱い話し合いとなりました。講師の青山先生からは、馬頭琴の音色(映像にとったもの)を子どもたちに聴かせて授業に臨むことの大切さや、小学校から中学校へと学習が連続していることを捉えながら授業計画を立てることの重要性についてご助言をいただき、研究員を経験することの意味深さについて学ぶことができました。

 


第4回部会

日時:2018年7月26日(木)9:00から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:臼澤研究員の研究授業の指導案検討①

   瀧澤研究員の研究授業の指導案検討① ほか

  

 研究1年目。まずは研究員同士、互いに授業を見合うことで共通の課題を見出し、目指すテーマを決めるため、片瀬小学校教諭の臼澤研究員と六会小学校教諭の瀧澤研究員が行う研究授業の指導案検討に取り組みました。

○臼澤研究員:題材名『大造じいさんとガン』(光村図書 国語5)

 クライマックスとなる場面での主発問について、研究員それぞれから意見が出され、話し合いが深まりました。

○瀧澤研究員:題材名『ずうっと、ずっと、大すきだよ』(光村図書 国語1)

 やはり、最後の場面での主発問について話し合いました。「人との関わりの中で伝え合う力を育む」ことを目指したい瀧澤研究員の思いをくみながら、議論が深まりました。

 


第3回部会

日時:2018年6月18日(月)15:30から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:研究(参観)授業実施に向けての話し合い

  

 研究員5名全員が研究授業を実施し、互いに参観し合うことにより、研究員各々の課題や願いを明らかにしたい。そして、その共通項は、藤沢市内小・中学校の先生方にとっても共通するものであると捉え、そこから今期の研究テーマを導き出したいという方針が次第に明確になってきました。講師の青山先生からも、成長段階による子どもたちの差異や様子も、実際に観て理解し合うことが大切であるとの助言をいただき、それぞれがいつ、何の単元で研究(参観)授業を行いたいかを話し合いました。皆、教科書を片手に、活発な意見交換の場になりました。次回の研究部会からは指導案検討に入っていきます。

 


第2回部会

日時:2018年5月17日(木)

場所:教育文化センター 研究室D

内容:これからの研究について

  

 第2回部会は、講師である横浜国立大学教授 青山 浩之 先生と、新研究員との初顔合わせからスタートしました。国語の授業のなかでそれぞれが感じている課題や悩み、子どもたちの様子などを話し合いました。「国語の授業ってなんだろう?」「物語文の読解と道徳の授業とのちがいはどんなところだと思う?」と青山先生の問いかけや研究員から出された素朴な疑問に対して、互いに思いを語り合い、『子どもにとって、将来社会につながる国語の学び』とは何かを考える時間となりました。

 「日本語の美しさ・豊かさ」「言葉へのこだわり」「子どもの発言の質」「わかりやすい授業」「語彙」など、多くのキーワードが列挙され、研究テーマにつながる第一歩が踏み出されました。

 

第1回部会

日時:2018年4月19日(木)

場所:教育文化センター 教育専門図書室

内容:辞令交付

   部会の日程について

 国語科研究部会は、今年度新たに研究をスタートさせます。

 研究員個々の国語の授業における課題を持ち寄り、共通項を探りながら、子どもたちの深い学びに結びつく研究テーマを模索していきます。

 今年度も、横浜国立大学教育学部教授 青山 浩之 先生を講師としてお招きし、ご指導を仰ぎながら、今年度唯一2年目の六会小学校 瀧澤 暢章 研究員をリーダーに、これからの研究部会を充実させていきます!研究授業にも取り組みます。

 

どうぞよろしくお願いします!