10月
不易流行
「不易(ふえき)」は、常に変わらないすがた。「流行(りゅうこう)」は、時とともに変わ
るすがたを表しています。元は俳諧(俳句の基になったもの)から出た言葉です。江戸時
代の松尾芭蕉を中心とした「蕉風(しょうふう)」では「わび・さび」とともに大切にされ
てきた作風です。
今、学校では学習の基となる指導要領の改訂が行われ、平成24年度の完全実施に向け
て準備をしています。また、社会も政治が変わったり、コンピューターをはじめとする科
学が目ざましく進化するなど、私たちの生活にも大きな変化が起きようとしています。社
会が急速に変化し戸惑いすら感じてしまいます。いわゆる「流行」の時。
さて、本校の教育目標は、開校当時から
豊かな人間性を育成し、一人ひとりの幸福を追求するとともに、
社会人としての素地を培う。
○心豊かな人となる。
○進んで学ぶ人となる。
○健やかでねばり強い人となる。
さらに、創立以来の理念として
「自由と責任」
があります。
これらは、大清水中学校の「不易」。社会や時代の変化にも柔軟に合わせることも大事
なことです。こんな時だからこそ、この「不易」の部分をこれからも大事にして行きたい
と思います。
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