夏の研修講座【2地域史】ちょっと昔の藤沢 トランスボックスで歩く藤沢の町

日 時 :2021年7月28日(木)午前9:00~12:00
場 所 :藤沢駅北口周辺 他
講 師 :文化財保護委員 藤沢市史編さん委員 伊藤 一美 氏
受講者 :教職員 13名(小12名 中1名) 市民 3名  合計16名 
研修内容:

藤沢駅北口周辺~柳通り~藤沢小学校~藤沢橋~鼻黒稲荷~大黒通り~遊行通り~藤沢駅北口(徒歩巡検)

(1)地域の変遷をトランスボックスに描かれた絵や写真から振り返る。

(2)昭和37年に発行された地図から当時の地形、路地、建物等の確認。

(3)歌川広重の浮世絵から当時の情景を振り返る。            

       

研修成果:

地図に描かれた建物や路地の形状について、現在の街路を巡検しながら振り返ることで、当時の藤沢駅北口周辺から藤沢小学校、藤沢橋、大黒通り周辺の路地や土地の名残、変遷について実感をともなって把握することができた。

また、トランスボックスに描かれた絵や写真から、当時の市民の様子などを知ることができた。

参加者は徒歩巡検をして得た知識や体感とともに、講師の詳しい解説により、今後の教育活動に活用するきっかけを得ることができた。 

受講者アンケート(抜粋)

<教職員>

・身近な土地の地形の地形や道にも自然や歴史的な由来があることが分かりました。昭和50年代からは記憶にありますが、それ以前の活気のある様子を知ることができました。浮世絵が江ノ島でなく遊行寺であることも初めて知りました。

・地図や地形から様々な街の変化をとらえられました。授業での発問づくりに活かしていきたいと思います。

・藤沢のことがよくわかりました。秋に実施予定の地域めぐりに役立てたいと思います。

・藤沢駅周辺の地形について、江戸時代の道路について知ることができました。

<市民>・藤沢の地形が起伏に富んでいることを知れた。