夏の研修講座【32図工】新聞紙の工作 ~子どもたちがわくわくする工作の実践的指導法~

日 時 :2021年7月29日(木)9:30~12:00
場 所 :藤沢市教育文化センター 大会議室
講 師 :工作の伝道師 久保田 雅人氏
受講者 :教職員92名 (小87名 中1名 特別支援 4名)
研修内容:

ワーク1 新聞紙を細く固く丸める方法

ワーク2 細く固く丸めた新聞紙を使った

ワーク3 細く固く丸めた新聞紙を使ったティッシュ玉鉄砲

ワーク4 細く固く丸めた新聞紙を使ったけん玉輪っかバージョン

ワーク5 細く固く丸めた新聞紙を使った弓矢

ワーク6 細く固く丸めた新聞紙を使った空手ごっこ

参考 丸く丸めた新聞紙とビニール袋を使ったヨーヨー、ボウリング

     丸く丸めた新聞紙と封筒を使ったグローブ、新聞紙で作るけん玉 

  

研修成果: 

・まず、基本的なテクニックとして、新聞紙を細く固く丸める方法を学んだ。新聞紙を2つに折り、折り目ではない方を4分の1程度折る。さらに1cm程度折って芯をつくる。その状態で丸めていくと固い棒になる。さらに補強する場合は、固めの折り込み広告を入れ込むとよい。

・新聞紙の枚数によって堅さが違ってくることを利用して、身近なもの(たこ糸、わりばし、輪ゴム、ティッシュ等)を使って、ティッシュ鉄砲、けん玉輪っかバージョン、弓矢を作った。

・ちょっとした細かい調節をすることで、作品を完成させることができる体験ができた。・また、実際にゲーム形式で遊んでみると、長さや堅さの具合によって、難易度や飛距離が変わってくることもわかってきた。   

受講者アンケート(抜粋)

<教職員>

・夏休み明けですぐに活かしてみたい内容が盛りだくさんでした。たくさん工作を行うとごみが出てしまうイメージが強かったのですが、ほとんどごみがでないで講座が終了し感動しました。

・新聞紙のまるめ方について、ちょっとしたことだけれども一工夫することでこんなに上手にまるめられるなんて初めて知りました。新聞紙でたくさんの遊びができて驚きの連続でした。今回教えていただいたことを2学期から生かしてみようと思います。今年も参加できて良かったです。

・新聞紙で遊ぶ講座は体験したことがありますが、今日が一番やってる自分が楽しかったです。そして、お手軽で一年生でもできそうなのがまた良かったです。2学期にやってみたいと思います。

・身近な物を使うと家でも学校でも考えたものを同じように作ることができるので、その場限りにならずどんどん工作力がついていくことができると思いました。特別な道具を必要としないというのは、すごく大切なことなんだと感じました。

・今回は私にとって3回目の講義でした。今までの牛乳パックや紙コップなど身近な物を生かした工作は、クラスでも実践させていただきました。本日の講義も先生の楽しいお話と共に、新聞紙という身近なものがこんなにワクワクする工作になるなんて!!と感激いっぱいでした!!またクラスで実践していきます。

・身近にある新聞を使った工作ですぐにでも子どもたちと作ることができそうで、参考になりました。障害がある子でも少し手伝うとできそうです。ありがとうございました。