20162月22日(月) 第10回部会

場所:湘南台小学校

部会講師の東京学芸大学 粕谷恭子教授による授業です。

 

貴重な機会のため、藤沢市内の小中学校にも呼びかけ、希望参加を募りました。

当日は、中学校の先生方も多く参加していただきました。

 

粕谷先生は、子どもたちと、ゆっくり丁寧にやりとりをします。

たっぷりと英語で語りかけ、子どもたちの中に、

言葉があふれるまで繰り返しインプットします。

盛り上がるようなゲームは一切ありませんが、こどもたちは

英語での対話を十分に楽しんでいました。

とても暖かい空間で授業が進みました。

   

授業後には、粕谷先生から、これからの英語教育について

お話しを伺いました。

黒板にかかれた円の中心には、子どもたちの心があること。

授業が心のドーナツにならないように。

授業の後の粕谷先生の言葉は、心に染みいりました。

これからの藤沢の英語教育について、

小中連携について、参加者と共に考える貴重な時間となりました。

 

 

2016年1月12日(火) 第9回部会

場所:教育文化センター A研究室

 

年が改まり、最初の外国語活動・英語科部会では、12月までの授業を振り返り、

部会としての方向性を探ります。

様々な課題が見えてくる中で、どんなテーマを設定するか、話は尽きませんでした。

2月の部会では、講師の粕谷先生が、小学校6年生を対象に授業を行います。

研究員一同、今から楽しみで仕方がない様子でした。

 


2015年12月1日(火) 第8回部会

場所:石川小学校

What  country is this?いろいろなヒントから、どの国のことを表しているのか分かるかな? 国旗シートを切り取ってワークシートに貼ってみよう!子どもたちは真剣な表情です。 授業の後は、研究会です。授業の振り返りや、課題などについて話合いを進めます。

第8回研究部会では、石川小学校6年3組の西塔 慶子 先生の授業を参観しました。

世界中の様々な国について、有名な場所や人、食べ物について紹介し、

子どもたちはそれぞれ行きたい国、みたいもの等をワークシートに記入しました。

最後は、ビンゴゲームを利用し、お互いに行きたい国を聞き合います。

授業後の協議では、

・黒板に貼る教材の大きさ…子どもの心が入る隙間がなくならないよう

・先生が本当に行きたいところだけを伝えることで、

 子どもが言葉を使う場面をもっと多くできた

・ビンゴがなくても、子どもたちはお互いに行きたい国を聞き合い

 言葉で十分楽しめたのではないか

といったことが話し合われました。

外国語活動では、ビンゴや椅子取りゲーム、フルーツバスケットがよく使われますが、

子どもたちに言葉よりもゲームのことが色濃く残ってしまうことが多くあります。

言葉を味わう、そんな授業を目指して、研究は続きます。  


2015年11月10日(火) 第7回部会

場所:明治小学校

ウォーミングアップ!大きな声で洋楽ヒットソングを歌います。

Where do you want to go?

I want to go to ○○!!

お別れ遠足はどこに行きたい?Why?英語で答えてみよう!

第7回研究部会では、明治小学校6年5組の小林 礼子 先生の授業を参観しました。

単元は『Hi!friends!2』Lesson5:Let's go to Italy. です。

授業後の研究協議では、外国語活動の時間に歌は有効か、歌詞にカタカナをふるのはどうか、

課題は適切か、等について、話し合いました。

講師の先生から、

「日本語の発音で生まれたカタカナを英語に当てはめることには無理があり、

せっかく耳がよい時期に、カタカナをふってしまうことはもったいない、

音が足りないことが問題なのだから、音をたっぷり入れてあげよう」

とアドバイスされ、悩んでいた授業者もすっきりした様子。

”子どもに本当に伝えたいと思える課題を”

という授業者の思いがつまった授業でした。

今後はさらに、英語の教科化に向けて、子どもたちにつけさせたい力を中心に、

授業の目標を明確化と、それに沿った授業展開が小学校でも

求められてくることでしょう。

先生たちの研究はまだまだ続きます。 

 

 


2015年10月7日(水)  第6回部会

場所:善行中学校

 

第6回研究部会では、善行中学校3年3組の真下 純 先生の授業「Stevie Wonder

The Power of Music」を参観しました。関係代名詞whoを用いた表現についての導入です。

先生が作成したパワーポイントを使って、子どもたちに説明をした後、並び替えカードなどを

活用して、生徒たちの学びの意欲をかき立てていました。

授業後は、くり返しの練習の方法や、活動の楽しさと学ばせたい内容について、

また、小学校の外国語活動との違いなど様々な課題について話し合いました。


2015年9月11日(金) 第5回部会

場所:湘南台小学校

 

夏休みが終わり、当部会では小学校・中学校それぞれの研究員どうしで

互いの授業を見合って理解を深めていくことになりました。まず一人目として

湘南台小学校6年4組の 原子 文子 先生による授業「できることを紹介しよう。」を参観しました。

授業のあとは、図書室に場所を変え、今回の授業の展開や児童たちの様子、今後の

課題などを話し合いました。

絵本の持つ力を改めて感じる授業でした。また、英語の持つリズムの大切さについて、粕谷先生よりアドバイスをいただきました。


2015年7月30日(木) 第4回部会

場所:教育文化センター A研究室

 

当日は9時半から、当部会講師の粕谷恭子先生による『これからの英語教育』

研修講座が開催。午後からは研究室での振り返りや、研究授業について話し合いました。


 

2015年6月4日(木) 第3回部会

場所:教育文化センター A研究室

 

 

子どもたちに使える英語を身につけさせたい。英語で伝えたいという気持ちを持たせたい。

小学校と中学校、それぞれの授業での様子や悩みを話し合い

前回に引き続き、研究員それぞれの思いを確認し合いました。


2015年5月21日(木) 第2回部会

 

今年度から、東京学芸大学教授の粕谷恭子先生を講師としてお迎えし、また、研究員も

3名あたらしく加わって新たな研究のスタートをきりました。

        

  講師の粕谷恭子先生です。     熱心に話し合っています。

まずは、日頃感じている課題について、それぞれが話をしました。

今後、まずは、小学校中学校の研究員同士、お互いの授業を見合うことからはじめようと、

1年間の計画をたてました。