第5回部会

 日 時:2020年12月10日(木) 午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:  指導案検討

 

 

 前回に続いて、指導案の検討を行いました。松井駿介研究員(『lesson7 English for Me 』中学3年生)にとって本時が学習の集大成として中学校3年間英語を勉強してきてどんな意味があったのか、そして生徒自身にとって英語はこういう役割なんだなということを考える時間としたいという思いが込められた指導案でした。生徒の「わかった!」「できた!」を引き出す授業づくりという研究テーマの「できた」の部分が本時の授業のどの部分にあたるのか、どんな活動を加えた方がよいのか様々な意見がでました。                              冨樫裕紀研究員の指導案(『Unit7 Welcome to Japan』小学校5年生)については前回の部会のアドバイスを参考に練られた指導案になりました。児童が英語を用いて自ら発信したくなる気持ちをつくるための指導者の効果的なしかけについて話し合いました。1月に授業を撮影し、部内で共有し協議する予定です。

 

第4回部会                                                           

日 時:2020年11月17日(火) 午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:  指導案検討

    

    

 コロナ禍で多くの先生方が集まるセミナーの開催が困難なため、ビデオで研究員の授業を撮り、部内で共有をはかることで研究テーマを深めることにしました。本部会よりその授業の指導案検討をスタートさせました。前回の部会で確認したサブテーマのキーワードを意識して、2つの指導案を検討しました。冨樫裕紀研究員の指導案(『Unit7 Welcome to Japan』小学校5年生)について、英語らしい音をたっぷりと聞かせる活動の工夫について講師の粕谷先生からアドバイスをいただきました。小林美樹研究員(『Chapter 1 Word  Tree 「1週間」』中学1年生)については、小学校6年生と中学校1年生の指導内容に重複する部分がありました。しかし、小学校では教師が黒板に文字を書くところを見せることにも意義があるなど、指導上の留意点が異なることを皆で確認することができました。

 

第3回部会                                                           

日 時:2020年10月13日(火) 午後3時30分から

場 所:教育文化センター 教育メディア室

                           

  

  部会の前半では、講師の粕谷先生より「音から文字へ」というタイトルで講演していただきました。                                                              小学校5年生から教科化された外国語教育は、中学校の英語科の授業をそのまま前倒しするのではなく、小学生の発達段階に応じて4つの領域(聞く・話す・読む・書く)の比重を考えた流れを構成する必要があることを、授業実践例を示しながら説明してくださいました。また小学校では、児童に英語らしい音をたくさん聞かせ、意味化する体験をしっかりさせて、中学校につないでほしいというお話があり、今後研究を進めていく上で大変参考になりました。

 部会の後半では、サブテーマの検討を行いました。これまでに学んできたことや各研究員の思いを共有しました。この共有した思いをベースにしてこれからの指導案作成や研究授業を行っていきます。

 

第2回部会

日 時:2020年9月17日(木) 午後3時30分から

場 所:教育文化センター 教育メディア室

 

 

  今回の部会ではこの2年間の研究を振り返り、今までの研究活動を通して何を感じているか意見を交換する中で、研究員が大切にしたい視点やこれからの研究の方向性を確認することができました。子どもの「わかった!」「できた!」姿を授業のなかでどのように見取っていくかなど、これからの研究の視点についても話し合いました。

 また、小・中学校の学習評価資料を持ち寄り、小・中の評価の手法の違いや工夫について情報交換をすることができました。特に小学校の研究員にとっては、中学校での評価の実際を知るのは貴重な機会で、熱心に質問する姿が見られました。

 

第1回部会

日時:2020年8月5日(水)  午後3時30分から

場所:教育文化センター 小会議室

内 容:・今年度の活動について

    ・中間研究報告書について

    ・2月授業セミナーの振り返り

    ・諸連絡

       

                  

    令和2年度最初の部会をスタートすることができました。今年度は研究3年目となります。前年度培ったチームワークを糧に小中研究員が連携しながら、さらに研究を深めていきたいと考えています。今回はコロナ禍の中での状況を考慮した上で、これからの研究の方向について話し合いました。