酸味のきいた! トマトのスープスパゲッティ レシピあり

 トマトはナス科の一年草で、南米アンデスのペルー・エクアドルが原産地です。古くから実を食用にし、次第に中央アメリカに広まっていきました。アメリカ大陸発見後、1600年代にイタリア、1800年代には戻って北アメリカ、日本には1800年代始めの江戸時代に入ってきました。うまみ成分のアデニン、アルギニンなどのアミノ酸を多く含むため、西洋ではトマトソースやトマトピューレを調味料として使った煮込み料理や炒め料理が数多くあります。また、ビタミンAやビタミンCも豊富でサラダやジュースなどにも使われています。太陽を浴び、赤色色素のリコビンが増えることで真っ赤に熟します。リコビンは抗酸化作用があり、生活習慣病予防や老化抑制に効果が期待されています。また、熱に強く油と相性がよいのでサラダだけでなく加熱調理にも適しています。酸味のきいたスープは、食欲も増して夏バテにもばっちりですね。

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