果汁タップリ! 清見オレンジ

 果汁がたっぷりあり、さわやかな甘さと酸味をもつとてもおいしいミカンです。清見オレンジは、温州みかんの”宮川早生”とトロビタオレンジという品種を掛け合わせて、1929年に静岡県の試験場でつくられた日本の生まれたミカンです。試験場の近くに”清見潟(きよみがた)”という海岸があったので名づけられました。普通のミカンより少し大きく、手で皮がむくことができるのは温州ミカンの性質を受け継いでいます。ビタミンC(アスコルビン酸)をたっぷり含むほか、オレンジ色の成分はビタミンA(カロテン)、食物繊維、ビタミンPなどを含み、美容と健康にとてもよい果物です。タンゴールと呼ばれる交雑種の中では、日本で最初に育成されたものです。