初夏の味わい! ビ ワ

 初夏に食べる季節感いっぱいのくだもの。一年中食べられるくだものと違い、保存しにくいからこそ季節限定のままでいられます。昔から自生していたものを1000年前の10世紀からは栽培するようになりました。くだものとして人気が出てきたのは、大粒の品種ができた江戸時代の1840年ころだと考えられています。カロテンが豊富に含まれるため、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、ガン予防などに効果があります。また、ビワの葉は、サポニン、アミグダリン、ビタミンB1、タンニンなどを含み、せき止め、健胃の薬や、煎じた汁は湿布薬などで皮膚炎やあせもの薬として使われました。

大道小学校にあるビワの木