日 時:2025年8月20日(水)

場 所:神奈川県総合教育センター善行庁舎

スローガン:つながろう、かながわの教育と! 高め合おう、かながわの教育力を! 

主 催:神奈川県立教育総合センター

昨年まで秋に行われていた神奈川県教育研究所連盟発表大会の発表が、午後実施されました。

藤沢市教育文化センターからの報告(3本) 「国語科部会」「外国語活動・外国語科研究部会」「教育実践臨床研究部会」

 

 

 

 

 

午後の分科会での報告の様子

<分科会A>

テーマ:「自発的思考を働かせ、表現したくなる授業デザイン-児童生徒を中心にすえて-」     

発表者: 中川和秀・藤沼航太・中村朋・山下誠(外国語活動・外国語科研究部会)

    

 「児童生徒の発信する力を高めたい」という部員の思いからスタートし、音声を中心としながら、児童生徒の「心が動く」体験を通して、「英語が好きな子」を育てるための手立てを研究しました。昨年度3月に発刊した報告書「『自発的思考を働かせ、表現したくなる授業デザイン』~児童生徒を中心にすえて~」の内容について報告しました。

 

<分科会B>

テーマ:「確かで豊かな書く力を育む国語の授業」

発表者: 湖本竜佑・石原勇弥・佐藤駿将(国語科研究部会)

  

 「確かで豊かな書く力を育む国語の授業」をテーマに、3年間研究してきました。学習の手立てとして、①指導内容の焦点化、②相手意識を持つ、③「書くことスタンダード」の活用、④ICTを活用した推敲・共有、⑤協働的学びの推進、等々を実践してきました。これらの成果と課題を研究報告書としてまとめましたので、その内容について報告しました。

 

<分科会E>

テーマ: 教育実践臨床研究      子どもたちの世界を知る-教師と学びのデザイン-     

発表者: 大和大地・鎌田優子・河合舞子・瀧澤達彦・森和広(教育実践臨床研究部会)

   

 教育実践臨床研究部会では、「見えることからの授業の再構築」を研究テーマに、日々の授業に取り組んでいます。研究テーマに掲げ、研究員各自が、日々の子どもとのかかわりの中から自分のねがいを明確にし、実施した授業の振り返り(授業リフレクション)を通して、授業改善の手がかりを自分自身の授業の中から得ていくという研究を長期にわたって行っています。今回はその実際例として、2025年3月に発刊した紀要『子ども達の世界を知る~教師の学びと成長~』より、その内容について報告します。とくに授業リフレクションの方法、そこから見いだしたことについて質問がよせられ、関心の高さが感じられました。