教員スタートアップ講座2024第3回は、小学校から17名、中学校から14名の参加がありました。

新年度の授業が始まって3週間がたち、授業の進め方や評価の在り方について不安が出てくる時期でもあります。

受講者それぞれの課題や心配が解消されるきっかけとなれば幸いです。

 

〔日時〕2024年4月26日(金)15:30~17:00

〔場所〕藤沢市教育文化センター A研究室

〔講師〕藤沢市教育文化センター 指導主事 関 雄樹

〔内容〕


*「学習評価の基本」関 雄樹 指導主事

       

教師は学習指導要領に定められている資質・能力を確実に育成するための指導を行い、評価をします。

その目的は、児童生徒が自らの学習を振り返り、次の学習に向かうことができるようにすることと、教師が自らの指導の在り方を振り返り、

指導の充実・改善を図ることにあることを確認しました。さらに、評価の観点、評価方法、評価対象物、タイミング等の基本を学び、指導と

評価を一体化し、「妥当性」「信頼性」をもたせることが重要であることを確かめて研修を終了しました。 

 


〔受講者の感想〕

・評価の方法など自分も子どもたちとよく話して、目標を統一させようと思いました。

・評価と評定の違いがわかった。評価できることは、普段から言葉や態度で子どもに伝えたい。

・今回の研修では、学習評価が誰のために、何のために行われているのかについて学んだ。また、一つの活動に対して、教師の見とり方に

 よって評価の観点が変わってくるということについても学ぶことができた。そのため、今後は授業内で活動を設定する際、子どもたちに

 何を身につけさせたいか、目的意識を持ちながら評価の観点を考えていこうと思う。