平成26年度 防災と自然研究部会 活動報告
2月19日(木)
大越小学校 中田研究員 防災の授業を参観
研究員の中田先生が、小学校5年生社会「国土を守る 自然とともに生きる 自然災害から守る」の
学習の一環として、防災の授業を行いました。
大きな地震が発生したとき、
「どんなことが起こりえるのか」
「その中で生き抜くには、どうしたらよいのか」
「各家庭でどんな備えをすればよいのか」
などについて考えることを、ねらいとしています。
このことについて、親子で考えるきっかけにしてほしいとの願いから、
授業参観に合わせて、この学習を行うことにしました。
震災の記録映像を視聴したあと、阪神淡路大震災の時と、東日本大震災の時に
犠牲になった方の原因を、グラフにして示しました。
阪神淡路の時は家具等の下敷きになった方が多く、東日本の時は津波によるものが多いです。
今回は、親子で「授業参加」です。同じテーブルに座ります。
親子で、地震の時にどんな被害が及ぶか考えたり、どう行動したらよいか意見を
出し合ったりします。また、家庭では、どんな備えが必要なのかグループで話し合います。
話し合ったことは、画用紙に書きました。
短い時間でしたが、親子で、大人と子どもで、一緒になって考える貴重な機会となりました。
授業の展開や教材の工夫など、
今後研究を進めるための、足がかりとなる授業であったと言えます。
参観させていただき、ありがとうございました。
12月9日(火) 大庭中学校「防災巻き」授業研究会 参加
大庭中学校が防災教育の一環として取り組まれている「防災巻き授業」を参観し、授業研究会に参加したり講師の先生の講演を聴いたりするために、研究部会の活動として参加しました。
「防災巻き」とは、地震などの災害発生を基点として、時系列に想像し、巻物に物語を書いていくようにするものです。「災害イマジネーション」を高めることをねらいとしています。
指導・講演していただいたのは、東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター講師 沼田 宗純 博士です。
体育館で公開していただきました。 災害発生から1分後・10分後と書いていきます。 多くの先生方が参観されました。
自分で書いたシナリオをお互いに読み合い、意見を交換します。 授業終了後は、参観した先生方で意見交換です。防災と自然研究部員も参加しました。
11月25日(火) 研究部会 16:00~
それぞれが担当している学年や教科の学習のなかで、防災教育の視点で取り組めることがないか、検討しています。
また、12月9日に大庭中学校で行う予定の防災教育の内容について、参観の視点などを検討しました。
9月10日(水)研究部会
8月の大木先生の講義を受けて、研究員それぞれが考えていることや課題に感じていること、
授業で生かしてみたいアイディアなどを出し合いました。
今回いろいろなアイディアを出し合うことができたので、
まずは今年度中に取り組んでみることを考えます。
そしてそれをどう実現していくか、来月はさらに具体的な話に進むことになるでしょう。
「まずはやってみる」そこから次の展望が開けることを期待しています。
2014年8月6日(水) 研究部会
慶応義塾大学准教授 大木 聖子 先生をお迎えして、研究部会を開きました。
研究部会の前に講演会があり、お話を伺いました。