キャベツとコーンのスープ

 キャベツは、地中海原産のアブラナ科の一・二年草で、日本には最初は1200年ころに入ってきましたが、1700年ころに入ってきた品種がオランダナ、サンネンナとして記録されています。本格的には明治時代に気候が適している北海道や東北で栽培されるようになりました。昭和に入ってからは、日本独自の品種がたくさんでき、たくさん食べられて食材の一つになりました。生でも、炒めても、煮ても、漬け物にしてもと使い方いろいろです。キャベツの汁から発見されたビタミンU(キャベジン)は、胃潰瘍などを防止するはたらきがあり、胃腸薬にもなっています。