令和元年度 道徳研究部会 活動報告
第11回 部会
日 時:2020年2月25日(火) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター 研修室A
内 容:・研究報告書作成に向けて
・来年度の予定確認
・次年度の役割分担
来年度の辞令交付式(4/21(火)15:30~)の日程連絡、および3年間の研究を終えて研究報告会(8/7(金)13:30~)、
県教連発表会(11/6(金)相模原)、「ふじさわ教育」への寄稿があることを確認し、分担については次回決めることとしました。
報告書については、各自が自分の担当を含めた全体に目を通し、気づいたことや訂正したほうがよいところなどの意見を出し合い、完成に近い形に近づきました。
第10回 部会
日 時:2020年1月14日(火) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター 教育メディア資料室
内 容:研究報告書作成に向けて
研究報告書作成に向けて、まず表紙の検討を行い、複数の候補の中から1案を選択しました。その後、各自の分担部分、実践報告について、部内で意見交換を行い、大きな共通項目から、表現・表記の統一など、細かいところまで時間をかけて話し合いました。
第9回 部会
日 時:2019年12月23日(月) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター 研修室D
内 容:研究報告書作成に向けて
研究報告書作成に向けて、表紙の検討を行い、その後、各自の分担部分、実践報告について、部内で意見交換を行いました。今後、さらに各自で原稿を推敲し、1月7日までに完成して提出することを確認しました。
第8回 部会
日 時:2019年11月26日(火) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター 研修室A
内 容:・授業研究セミナーⅤ(忍足研究員)の研究
・研究報告書作成に向けて
9月に行われた授業研究セミナーの事後研究が行われました。特に「書く」ことについては、「書く」ことで「思考」が深まる様子が見られたことから、生徒が持っている書く力を活かすこと、道徳の授業では、「見る」「聴く」「話す」「書く」の4つの力をつけることが大切であることを再認識しました。
また、書かせたワークシートから何が読み取れるのか、それをどう授業に生かすのか、個人の成長の見取りをどう活かしていくのか、という点についても話し合いが行われました。
報告書については、各自が作成した原稿についてそれぞれが意図を発表した後、内容の検討を行いました。次回までに、各自担当部分の原稿を完成させると共に、グループで互いの実践報告を検討し、完成形として提出することになりました。
第7回 部会
日 時:2019年10月8日(火) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター 研修室A
内 容:研究報告書作成に向けて
吉田先生から研究報告書の目次が提示され、それに基づいて各研究員が分担して作業することになりました。報告書の最後に、現場で必要とされる情報をQ&A方式で見やすくまとめるために、研修講座の資料から優先度の高いものを抜粋する作業を行いました。
また、各自、授業研究の実践を次回までにまとめ、原稿を作成することを確認しました。
第6回 部会
日 時:2019年9月27日(金) 午後1時30分から
場 所:湘洋中学校 2年3組教室・図書室
内 容:・授業研究セミナーⅤ(忍足研究員)
・研究協議会
・研究報告書作成に向けて
授業研究セミナーⅤは、湘南三浦教育事務所の笹原指導課長をはじめ、市内の複数の先生方にご参加をいただき、研究授業、研究協議を行いました。
「考え方や立場の違いを理解する」(B-9相互理解・寛容)を主題に設定し、授業を実施しました。
読み物資料は、「ジコチュウ」(出典:道徳2年 きみがいちばんひかるとき 光村図書)です。学校生活の中で起こりうる場面設定の中で、自分中心の考え方にとらわれ、相手の立場を理解できなかった主人公の気持ちを追いながら、相手の立場を知ろうとする姿勢や尊重する気持ちはどう生まれるか、個々が考えを深める時間になりました。
授業形態を生かした進行(コの字型に座っている子ども同士の距離感)、板書をすることの意味や効果について、授業者の立つ位置、言葉がけの仕方などについて、活発に意見交換をすることができました。授業者だけでなく、他の研究員も、今後の授業を考える上で参考になることを学ぶことができました。
また、報告書については、参考になる報告書の資料を見ながら、各自の実践報告に入れる項目を考えました。
第5回 部会
日 時:2019年8月27日(火) 午後1時30分から
場 所:教育文化センター 研修室C
内 容:・授業研究セミナー5(忍足研究員)指導案検討
・小学校部内研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ事後研究
・授業研究セミナー4(柴田研究員)の事後研究
・研究報告書作成に向けて
まず、9月27日の忍足研究員の授業研究セミナーの指導案について検討しました。読み物教材は『ジコチュウ』で、内容項目は「相互理解、寛容」です。カリキュラムマネジメントの大切さや校内研究のテーマに迫る授業のあり方、適切な発問により主体的に学ぶ姿勢を育てる授業など多くの課題提起がされました。課題を持って授業に臨み、それに対しての事後研究をしっかりすることも確認しました。
次に、小学校の部内研究授業、中学校の授業研究セミナーについて、それぞれ研究報告書の作成を視野に入れながら、事後研究を行いました。
最後に、報告書の作成については、次回までに項目決めができるよう情報収集をしてくることとし、次回の部会で全体の構成を話し合うことになりました。
第4回 部会
日 時:2019年7月3日(水) 午後1時25分から
場 所:高倉中学校 1年3組教室・多目的室
内 容:・授業研究セミナー4(柴田研究員)
・研究協議会
・授業研究セミナー5(忍足研究員)指導案検討
・研究報告書作成に向けて
「真実を大切にし、真理を探究して新しいものを生み出そうと努めること」(A-5真理の探究、創造)を主題に設定し、生活の中で好奇心を持ち、物事の真理を知ろうとし続けることで、自由な発想を生み、新しい考え方や方法を生み出すことを気づかせることを狙いとした授業提案でした。
読み物資料は、「六十二枚の天気図」(出典:道徳一年 きみがいちばんひかるとき 光村図書)です。1つのことに興味を持ち始めたことから、「知りたい」「探求したい」という気持ちが、行動へと繋がっていく主人公の気持ちを追いながら、4人グループで付箋を使ってまとめていき、全体へ考えを伝えていきました。
「真理」「探求」どちらもイメージしにくいものではあるものの、自分の経験と重ねたり、考えたりすることで、発見のある時間になりました。
「真理の探究」という難しいテーマが、中学校の学習指導要領に盛り込まれていることの意味を考え、こどもたちの成長に合わせた授業展開をすることが必要です。研究協議会では、教材のあらすじを追うだけでなく、日常の葛藤に戻すような発問、グループで活動させることの効果、付箋などのツールを使った学習などについて話し合いを行い、今後の授業の参考になる有意義な時間になりました。
夏の道徳研修講座については、参加した人が多くのことを学べるように、各研究員が、それぞれの実践で「話し合ってもらいたいこと」を提示し、グループごとに活動してもらうことになりました。
また、報告書については、各自自分の実践を見直し、何を現場に伝えたいか、生かしてもらいたいかを考え、次回までに実践報告をそれぞれ作成してくることになりました。
第3回 部会
日 時:2019年6月11日(火) 午後3時30分から
場 所:教育メディア指導室
内 容:・年間計画の再確認
・授業研究セミナー(柴田研究員)の指導案検討
・研究報告書作成に向けて
第3回研究部会は、まず年度計画の最終確認と共に、研究報告書作成に向けた日程の調整を行いました。
次に、7月3日の授業研究セミナー(柴田研究員)の指導案について、二度目の検討をしました。本時目標と評価の関係性、指導案作成時に心がけなければならないこと、など常に意識するべきことについて話し合いました。道徳の時間が、その特質を生かした学びの場所になるために、指導案を作る際は、多くの事柄を考えなければならないということを再認識しました。
研究報告書の作成については、項目の確認、大まかな年度内の動き方を確認し、次回までに「研究授業の実際」の項目で取り上げる授業実践を、各研究員が2事例ずつ考えて提示することになりました。
第2回 部会
日 時:2019年5月28日(火) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター A研究室
内 容:・年間計画の再確認
・授業研究セミナー(柴田研究員)の指導案検討
・部内研究授業(尾崎研究員)の指導案検討
・夏の道徳研修講座について
・研究報告書作成に向けて
第2回研究部会は、講師の吉田豊香先生をお迎えし、研究3年目の部会の方向性について考えることからスタートしました。本年度の研究報告書の完成をめざし、毎月の部会がより充実するように計画・実施していくことを確認しました。
まず、7月3日の授業研究セミナー(柴田研究員)の指導案について検討しました。読み物教材は『六十二枚の天気図』で、「真理の探究、創造」という小学校高学年から扱う難しい内容項目を、どういう切り口で扱い、目標に向かっていくのかを意見交換しました。
次に、6月13日の部内研究授業(尾崎研究員)の指導案検討が行われました。「相互理解、寛容」の項目の読み物教材『みんな、おかしいよ!』を扱いました。年間行事や児童の実態に即して教材を選ぶこと、学んだことから日常につなげていくという道徳授業の重要性など、授業を深めるための提案がありました。
夏の道徳の研修講座については、高倉中学校の柴田研究員、高砂小学校の尾崎研究員、石川小学校の青木研究員 の3名が実践提案をすることになりました。
報告書の作成については、次回、内容や進め方について具体的に確認することになりました。
第1回 部会
日 時:2019年4月18日(木) 午後3時30分から
場 所:教育文化センター D研究室
内 容:・研究員辞令交付
・部会日程について
・部内研究授業(青木研究員)の指導案検討
・部内研究授業(河原﨑研究員)の指導案検討
3年目となった道徳研究部会が、いよいよスタートしました。今年度も講師として、横浜高等教育専門学校講師の吉田豊香先生をお招きします。
1回目の部会は、研究員辞令交付式のあとに研究員と担当者との初顔合わせをし、今年度の部会日程や授業セミナーの確認を行いました。
協議では、まず4月22日(金)に行われる青木研究員の部内研究授業についての指導案検討が行われました。「自分の命は多くの人のつながりによって存在していることに気づき、命あるものを大切にしながら生きていこうとする意欲を育てる」(D-18)ことをねらいとした授業提案でした。読み物資料は「ヌチヌグスーシ」を用い、「命」という難しいテーマを3年生の4月に扱う難しさと「ご先祖様」から「命の大切さ」に結びつけていく大きなテーマであることから、導入、発問、終末の流れまで各研究員から様々な意見が出されました。
続いて、5月に行われる河原﨑研究員の部内研究授業の指導案検討が行われました。「うそをついたりごまかしたりしないで、素直にのびのび生活すること」(A-2)を主題とした授業提案でした。読み物資料は「お月さまとコロ」を用い、対象の2年生が話の軸を外さず、人の心情をどこまでイメージできるかなど、参考になる多くの意見が出ました
今回は参加されなかった吉田先生からも指導案についてメールでコメントをいただき、4月5月という新しいスタートを切ったクラスの雰囲気や様子を踏まえた授業計画の大切さや、発問について考えることができました。
この2年間の各研究員の授業交流によって見えてきた課題を振り返り、今年度も研究テーマに基づいて、吉田先生にご指導を頂きながら研究を進めて行きます。