運動会後の係打ち合わせの時間、校内を回っていると、今年度の仕事を振り返り、「自分がこれはやり

きった!と思えること」「来年度同じ係になる後輩へのアドバイス」等を考えている場面を目にしました。

「得点係は一番注目される仕事なので、誇りをもって取り組んだ」「カラーコーンを駆け足で運んで、素早

く用意できた」「自分の仕事じゃなくても、協力し合った」「ダンスのラインを引くのは難しかったけれど、

自分が担当した演技の3年生達が楽しく踊っているのを見たとき、『これは、やりがいがあるな』と思った」

「いつが自分の出番なのかをちゃんと確認しておくようにするといい」「何事も笑顔でやることをがんば

りました」等々、沢山の思いを書き綴り、発表し合っていた子ども達。自分の役割を持ち、大きな行事の

運営を担ってきたという経験を通じて、確かな達成感と自己有用感を獲得できたようです。