第11回

日時:2019年2月7日(木) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:1.研究報告書原稿の最終確認

   2.研究報告会について

 3年間の研究をまとめた報告書の発刊に向けて、最終段階を迎えました。この日は研究概要や各研究員の実践ページを持ち寄り、読み合いました。より改善できる箇所がいくつも挙がり、完成までにはもうひと踏ん張り。原稿の締め切りが刻々と迫る中、研究員の皆さんの充実した表情が印象的です。

 ラストスパート、頑張ります!

 その後、3月に行われる研究報告会の報告内容や役割分担について話し合いました。

【↑研究部会が終わり和らいだ雰囲気の研究室】

  


第10回

日時:2019年1月10日(木) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:1.研究報告書原稿について

   (1)研究の成果と課題について

   (2)研究概要・実践ページの内容確認

   2.研究報告会について

 亥年になって最初の研究部会では、3年間の研究をまとめる研究報告書の原稿について検討しました。2月に印刷会社に原稿を提出するので、これから一ヶ月ほどは完成に向けて脇目もふらずに、まさに猪突猛進の日々が続きます。

 当日、各研究員は冬期休業中に確認しておいたメンバーの原稿を持ち寄り、全員で検討を加えました。また、小中学校合同の研究から得たことや抽出児童・生徒を設定しての研究について、成果と課題を出し合いました。

 前回の研究部会でみんなで話し合い、デザインが概ね固まった表紙ですが、印刷会社からデザイン案が届きました。みんなが想像していた以上だったので「いいね!」がたくさんつきました。研究報告書が完成し、各学校に届きましたら、ぜひ表紙もじっくりご覧ください。  

 


第9回

日時:2018年12月6日(木) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:研究報告書について

 11月を以て全研究員の授業研究セミナーが終了しました。これから3年間の研究をまとめた研究報告書づくりと3月28日に実施する研究報告会に向けた準備に入ります。

 今回の部会では、研究報告書に載せる各自の実践について原稿を持ち寄り、項立てやタイトルの表記について確認するとともに、表紙のデザインについて話し合いました。

 


第8回

日時:2018年11月16日(金)

   ・公開授業 午後2時30分から

   ・研究協議 午後3時30分から

場所:藤沢市立羽鳥小学校

内容:授業研究セミナー・研究部会

【授業研究セミナー】

  

 

 授業は「江の島の今の課題をふまえて、みんなが笑顔になるために自分たちの考えを提案する。」を本時目標に展開されました。提案する子どもたちは、自分たちが調べてきたことをもとに「だれにとって」「どんなことができるのか(笑顔につながるのか)」を自信をもって提案していました。一方、聞く側の子どもたちは、島の人や観光客などの立場になって提案を聞き、熱心に疑問やアドバイスをポストイットに書いていました。質疑・意見交換では、提案者と聞き手とのヒートアップしたやり取りが見られる場面がありました。提案者は、友達の意見やポストイットの内容をもとに、どのようにしてよりよい提案内容にしていくのか、その後が楽しみです。

【研究協議】

 授業者の木村研究員から、本単元の学習では子どもたちが進んで活動していたという話がありました。参観者からは、テーマと授業との関わりやまとめ方等についての質疑がありました。講師の重松先生からは、対話をさせることの難しさについての話がありました。

【参観者の感想(要約・抜粋)】

・対話の大切さや対立・拮抗について勉強する機会になった。

・自分の提案をすることに積極的で、苦手意識を持っていないことに驚いた。意見を言う児童は決まってはいたが、互いの意見を聞いていたようだ。あれだけ意見交換ができたら、授業が楽しくなると思った。

・対話と提案について認識をより深めることができた。

・子ども同士の対話の様子を見て、今後の活動にどう生かしていくか考える機会をつくることができた。

 


第7回

日時:2018年10月11日(木) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:授業研究セミナーについて・研究報告書について

  

 研究部会では、11月16日(金)に行われる授業研究セミナーの指導案について検討しました。単元は小学校4年『昔から今へと続くまちづくり』で、セミナーのタイトルは『江の島のこれから』としました。授業では、「みんなが笑顔になるような」をキーワードにして、子どもたちが住民やお店の人、観光客の立場で、今の江の島の抱える課題について考え、誰にとってもよりよい江の島にしていくための提案をしていきます。  

 授業者の木村研究員は、発表形式の授業にはしたくないとの思いがあり、提案に対する様々な意見を受け止め、さらに自分たちの提案内容を磨いていくような学習展開を計画しています。研究員からは、どんな視点からの提案をさせるのか。グループづくりをどのようにするのか、また、抽出児の位置づけ等の質問が出され、それらについて協議がなされました。

 社会科研究部会は3年目のまとめの年に入っています。授業研究セミナーも11月が最終になります。これから2月にかけて、研究報告書の作成に取りかかります。各自の実践ページをはじめ、様式・内容について共通理解を図りながら作り上げていきます。 

 


第6回

日時:2018年9月28日(金)

   ・公開授業 午後2時15分から

   ・研究協議 午後3時20分から

場所:藤沢市立明治中学校

   ・公開授業 1年3組教室

   ・研究協議及び研究部会 会議室

内容:授業研究セミナー・研究部会

 

【授業研究セミナー】

 有留研究員の研究授業は、日本人移民がブラジルにおいて多様な民族と共存していく過程について資料を手がかりにグループで話し合い、一人一人が自分の考えを深めていくものでした。アントニオ猪木さんの生い立ちや猪木一家のコーヒー農園での作業の様子など、考えさせる授業にするために資料の工夫が見られました。

  

研究協議ではグループでの話し合いや抽出生の学習の様子を中心に授業の振り返りを行いました。

 

【参加者の感想(抜粋)】

・ブラジルやブラジルに渡った日本人移民について興味を持つことができるようないろいろな資料や有名人を活用している点がよかった。また、生徒がブラジルによい印象を持ってくれたこともよかった。

・よいテーマの奥深さのある授業だった。今後の自分の授業にも役立てていきたい。

・JICAボランティアとしてパラグアイの日系社会で活動してきました。その中で学んできた日系人のことを社会科で教材化できるかということを考えています。本日の授業でヒントを頂き、3年間を通して「日系人」を扱うアイデアが浮かびました。 

【研究部会】

授業研究セミナー後、11月16日(金)に羽鳥小学校で行う次回研究セミナーの授業内容について話し合いました。単元は『昔から今へと続くまちづくり』、江の島の開発を題材に授業を考えています。

 

 


 

第5回

日時:2018年8月28日(火) 午前10時から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:授業研究セミナーについて・研究報告書

 

今回は、9月に授業研究セミナーを実施する有留研究員の指導案について、最後の検討の機会になりました。講師の重松先生からは、授業の内容を絞ってゆとりを持たせ、生徒が考えるべきところでしっかりと時間を確保してあげることが大切であるとのお話がありました。木村研究員の授業については、「どういう開発がみんなにとっていいのかな」という問いを持たせることについてのお話がありました。次回の研究部会は、授業研究セミナー後に行います。 

 


第4回

日時:2018年7月19日(木) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室A

内容:授業研究セミナーについて・研究報告書の内容について

 

  ←外は暑い、研究室は熱い!

夏季休業を目前にして、研究員のみなさんにとっては校務で多忙な中、5名全員がそろって有留研究員と木村研究員の授業研究セミナーに向けた指導案等の検討を行いました。有留研究員の授業研究セミナーは9月28日に実施予定で、世界の諸地域から南アメリカ州の第2次『多様な民族と人々の生活』の授業を計画しています。前回、講師の重松先生から移民について考えさせるうえで、アントニオ猪木さんを取り上げてみたらどうか、というお話があり、有留研究員はアントニオ猪木さんの生い立ちやエピソードを取り入れた指導案を作成し、それをもとに話し合いました。木村研究員の授業研究セミナーは11月に実施予定で,地域の開発の内容で『江の島の昔から今のうつりかわり』という単元づくりに取り組んでいます。歴史の中で江の島を見ていくと教材化していくうえで、いくつもの課題が見えてきました。一つ一つの課題を解決して授業化につなげていきます。

←暑さに負けず頑張る研究員のみなさん

  


第3回

日時:2018年6月14日(木) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室D

内容:授業研究セミナーについて・研究報告書のまとめについて

   

 今秋に実施を予定している小・中それぞれの授業研究セミナーに向けて、授業者からの提案をもとに協議しました。有留研究員からは中学校1年地理「多様な民族と人々の生活」について、木村研究員からは小学校4年「地域の発展」について、授業の構想を語ってもらいました。研究テーマとのかかわりを意識し、子どもに「問い」を持たせるためには、どのような授業づくりをしていけばよいのか話し合いを深めました。

 講師の重松先生からは、教師が「なぜ?」と疑問に思ったことは、まず自身が調べて理解を深め、授業を考えていくことが大切である。また、核となる授業をまず考え、そこに繋げるにはどのような流れをつくるかを考えていくことが必要であるとの助言をいただきました。

授業研究後は、今年度末に発行する研究報告書の柱立てについて確認をしていきました。

 


第2回

日時:2018年5月23日(水) 午後3時30分から

場所:教育文化センター 研究室A

内容:これまでの研究のふりかえり・セミナーについて ほか

  

 研究3年目に入り、今日の社会科研究部会では、これまで2年間行ってきた内容や、テーマについてあらためてふりかえる時間を設けることからスタートしました。各自にとって「まだまだのこと」を黄色の付箋、「変わってきたこと」をピンクの付箋に一項目ごとに書き出し、ホワイトボードに出し合って研究員全員で思いや課題を共有しました。

 


第1回

日時:2018年4月19日(木)

場所:藤沢市教育文化センター 研究室A

内容:研究員辞令交付式

   部会の日程について

 社会科研究部会は、今年度で研究3年目に入ります。

 昨年度と同じ5名のメンバーで、研究テーマ「子どもが問いをもつ社会科の授業づくり」に向けて、一致団結して研究をさらに深めていきます。今年度は授業研究セミナーで2名の研究員が授業を公開します。多くの先生方に参観してもらい、研究の成果を広めていきたいと思います。また、研究のまとめとして、年度末に発行する研究報告書の作成に取り組みます。