平成29年度 外国語活動・英語科研究部会 活動報告
第12回部会
日時:2018年3月9日(金)
場所:教育文化センター 研究室D
内容:研究報告会について
3月27日の研究報告会に向けて、研究報告会原稿と報告内容、報告分担を検討しました。研究員は研究を通して学び得たこと、報告会で伝えたいことを精選し、着々と準備を進めることができました。
3年目となる今年度、「言葉の力を高める授業づくり~思いを伝え合う活動を通して~」の研究テーマのもと、研究員は講師の粕谷先生のご指導をいただきながら日々研究と授業研究セミナーに全力で取り組んできました。研究報告会ではその成果を多くの先生方に発表したいと思います。
第11回部会
日時:2018年2月1日(木)
場所:教育文化センター 研究室D
内容:研究報告書について
研究報告会について
はじめに研究報告書の表紙案について検討してから、レイアウトと内容の最終確認を行いました。3年間研究してきた研究の成果がようやく1冊の本にまとまる段階まできました。また、講師の粕谷先生からは、研究員一人ひとりの原稿について、それぞれ専門的なアドバイスをいただきました。報告書を仕上げるための時間は、あと残りわずかになってきましたが、少しでも質を高めていきたいと思います。
次に、3月27日(火)に行われる研究報告会に向けて、限られた報告時間で研究の大切なポイントをしっかり伝えるため、どのような内容にすればよいか検討しました。
3年間の研究の集大成である研究報告書発刊と研究報告会に向けて、研究員一丸となって研究成果をまとめていきます。
第10回部会
日時:2018年1月11日(木)
場所:教育文化センター 研究室B
内容:研究報告書について
はじめに、全体の構成、ページの割り振り、完成までのスケジュールの確認を行いました。それから、各自作成した原稿の読み合わせを行いました。研究内容をしっかり伝えられるよう、内容一つひとつについて細かく吟味し、講師の粕谷先生からも原稿について詳細に渡ってアドバイスをいただきました。研究報告書発刊に向けて、研究員の士気が高まる有意義な時間となりました。
第9回部会【授業研究セミナー】
日時:2017年12月19日(火)
場所:(公開授業)高谷小学校 3年3組
(研究協議及び部会)図書室
内容:小林研究員による授業研究セミナー
今回の授業研究セミナーでは、新学習指導要領の本格実施を見据え、現在5年生の学習内容を3年生の総合的な学習の時間を使って実施しました。
[公開授業]
日本と外国の数を言うための言葉に違いがあることに気づき、1~20までの数の言い方や尋ね方に慣れ親しむことをねらいとして授業を行いました。20までの音を繰り返し聞かせるとともに、児童の身の回りにあるものの数を当てる活動場面を設定することで、子どもたちは英語で発音される“数字”に慣れ親しみ、「One,Two,~」と自然に英語で話すような活気溢れる楽しい授業となりました。
[研究協議]
研究協議では、場面を区切りながら、丁寧に授業をふりかえりました。その他にも、これから担任として行うことになる外国語活動の授業を見据えて不安に思っていること、発音の難しさなどについて話題に上がり、研究員からそれらについての研究の一端を紹介するなど充実した協議となりました。講師の粕谷先生からは、英語らしい音の流れ感(単語一つ一つよりも文全体を聞かせること)を大事にすること、そして一回でも多く英語を聞かせることの大切さについて講評をいただきました。
第8回部会【授業研究セミナー】
日時:2017年12月5日(火)
場所:(公開授業)羽鳥中学校 2年3組
(研究協議及び部会)視聴覚室
内容:大野研究員による授業研究セミナー
形容詞の比較級・最上級を理解し、相手に比較級を使った自分の考えを伝えることができることを目標に、生徒自身が考えてきた「どちらがより○○か?」のクイズを出し合う授業でした。はじめに各グループ内でクイズを出し合い、次にグループ内でもっとも驚いたクイズをホワイトボードに書いて伝え合いました。
研究協議では参加教員から活発な質問と意見交換がされました。研究員からは、日頃行っている外国語活動の実践例などを発表し、授業づくりの工夫について話し合うなど有意義な協議となりました。講師の粕谷先生からは、授業場面ごとの詳細にわたる解説と、授業の優れた点や課題点についてお話がありました。あわせて、今後小中連携しながら外国語活動を進めていく重要性についても教授いただきました。
[公開授業]
[研究協議]
第7回部会
日時:2017年11月21日(火)
場所:教育文化センター 研究室D
内容:指導案検討、研究報告書について
①大野研究員の指導案検討[授業研究セミナー開催日:12月 5日(火)]
形容詞・副詞の比較級・最上級を扱う授業を行うにあたって、生徒が思いを伝えたくなるような場面はどのようなものがあるか、また、どのような教材を使用したらよいかについて話し合いました。
②小林研究員の指導案検討[授業研究セミナー開催日:12月19日(火)]
数の言い方や尋ね方に慣れ親しむ授業にするためには、児童が思わず数えたくなるような場面が必要であると考え、その具体的な場面設定について話し合いました。講師の粕谷先生からも的確なアドバイスがあり、研究員からも必然性のある場面について様々な意見が出されました。
このほか、今年度末に発刊する研究報告書について進捗状況や情報交換を行いました。
第6回部会【授業研究セミナー】
日時:2017年10月30日(月)13:35~
場所:(授 業)御所見小学校 5年3組
(研究協議及び部会)音楽室
内容:浦木研究員による授業研究セミナー
いろいろな形の英語での言い方を聞き、慣れ親しむことを目標に、しかけ絵本や家庭科で作成中のポケットにつける形を英語で考えるなど必然性を持った場面設定をすることによって、一人ひとりが自分の思いを英語で伝え合う楽しい授業となりました。
研究協議では、浦木研究員の授業についての感想や質問が交わされました。また、参加教員からも普段授業で行っている外国語活動の実践例が報告されました。講師の粕谷先生からは、今後の外国語活動の在り方や単元設定など授業の仕方、担任が授業をしていくにあたってのポイントをおさえたご指導をいただき、研究員及び参加教員にとって学びの深い研究協議となりました。
部会では、浦木研究員の授業研究セミナーのふりかえりを行いました。また、研究報告書の進捗状況と原稿の加筆修正を行い、研究員同士情報共有を行いながら、研究報告書の発刊に向けた流れを確認しました。
第5回部会 2017年9月8日(金)
場所:教育文化センター 研究室D
内容:
①10月30日(月)に浦木研究員が行う授業研究セミナーの指導案検討を行いました。授業で使う教材(絵本)や、この段階における”思いを伝え合う場面設定”などを話し合いました。
②12月5日(火)に大野研究員が行う授業研究セミナーの指導案検討を行いました。比較級・最上級を扱う中で、自分の考えを述べる「I think」を使う活動にはどのような課題設定がよいか、意見を出し合いました。
③12月19日(火)に小林研究員が行う授業研究セミナーの指導案検討を行いました。「数」を意味を持って学ぶにあたり、どのような場面設定をすればよいか、粕谷先生にアドバイスをいただきながら話し合いをしました。
研究報告書については、指導案検討と平行して、各自着々と進行中です。
第4回部会 2017年7月20日(木)
場所:教育文化センター 研究室D
内容:
①12月5日(火)に大野研究員が行う授業研究セミナーの指導案検討を行いました。子ども達が基本的な英文を使えるようにするためにはどのような手段を用い、比較級や最上級について理解できるかについて話し合いました。
②10月30日(月)に浦木研究員が行う授業セミナー指導案検討では、最終的に英語で「伝え合う喜び」を子ども達が感じるためには、必然性のある場面設定をどのように行ったらよいか、様々な意見が出されました。
また、研究報告書の特集ページについて話し合いを行いました。研究報告書が今後の外国語の授業に幅広く役立つよう、実践のほかに提供できる内容を検討しています。
第3回部会 2017年6月13日(火)
場所:教育文化センター 研究室D
今回は、10月30日(月)に行われることが決まった浦木研究員の授業研究セミナーについて話し合いを行いました。外国語活動についてのアンケート結果をもとに、セミナーでどのような授業を行ったらよいか、語彙力を増やすにはどのようにしたらよいか等、議論が行われました。
また、今年度末の研究報告書の発刊に向けて、担当決めや全体の構成確認をしました。研究員の実践記録に加え、各学年に合わせた”英語を使う必然のある場面”の例示など、研究の成果をよりよく伝えられるよう、これからさらに検討を重ねていきます。
第2回部会 2017年5月10日(水)
場所:教育文化センター 研究室D
今回は、7月7日(金)に行われることが決まった大野研究員の指導案検討を行いました。
これまでの研究で見えてきた「言葉の力を高めるための授業のスタイル」をイメージしながら、さまざまな視点で授業プランを検討し、とても盛り上がりました。
状況の設定を工夫することで思いを伝え合う活動が生きたものになり、言葉を主体的に使うことで身につけていく。これは小学校でも中学校でも同じで、小中を貫くポイントが見えてきました。
第一回部会 2017年4月20日(木)
辞令交付式後にA研究室に集まり、第一回部会が行われました。
はじめに今年度の抱負と研究員の授業セミナーの開催時期や担当について話し合い、和やかに新年度のスタートを切りました。
研究3年目も「言葉の力を高める授業づくり~思いを伝え合う活動を通して~」を研究テーマに、授業実践を重ね、その成果を年度末に研究報告書としてまとめていきます。