みんな大好き! ジャムのトースト

 ジャムの語源は、”押しつぶす”、 ”詰め込む”、”ぐちゃぐちゃかむ” などがあります。ミカンなどの柑橘類のジャムは”マーマレード”と言います。 ジャムは、イチゴやブルーベリーなどのくだものを砂糖を加えて適当な濃度になるまで煮詰めたものを言います。ゼリー状になるのは、食物繊維のペクチンとくだものに含まれるクエン酸やビタミンC、それに砂糖が作用してできます。トーストは、スライスした食パンをきつね色に焼いたものを指します。ジャムやバターつけるだけで簡単に食べられるため、忙しい朝の食事としてコーヒーとともに戦後に広まりました。ストロベリーやラズベリーのように、ベリーと名のつく果物を欧米ではたくさん食べてきました。キイチゴやイチゴを指して言う場合もあります。

イチゴジャム:ジャムと言えばイチゴジャムを指すほどもっともよく食べられています。イチゴは、江戸時代末にオランダから日本に伝わりました。くだものの中でも特にビタミンCが多く、クエン酸、リンゴ酸の酸味とブドウ糖、果糖の甘みのバランスが良く子どもの大好きなくだものです。傷みやすく保存性が良くないので昔からジャムにして食べられてきました。

ブルーベリージャム:ブルーベリーは、北アメリカ原産の小さな木です。実が紫色をしているのは、アントシアニンといいポリフェノールの一種です。ポリフェノールには抗酸化作用があり、ガン予防や動脈硬化の予防になると言われています。また、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維も豊富に含み、健康によいと言われています。ブルーベリーの紫色は酸やアルカリによって色が変わるので、重曹やクエン酸などの酸で確かめてみましょう。

_