あ ん パ ン

 日本がパンを食べるようになったのは、明治維新前後で、最初はホテルや西洋料理店で、外国人向けに焼かれていました。その後、海軍や陸軍がパン食を取り入れてから大量に作られるようになりました。あんパンは明治時代に発明された日本独特のパンです。”パンの木村屋” の創業者 木村安兵衛と次男の木村英三郎が考えだし、明治4年に銀座で売り出したところ評判となりました。そして、明治天皇にも献上され皇室御用達になりました。4月4日に天皇に献上されたので、この日が”あんパンの日” とされています。海外でも手を汚さずに食べられ、これを食べながらテレビを見ることから ”テレビパン” と呼ばれたそうです。給食では、アズキの他、インゲン豆であんこを使った”白あんパン”、うぐいす豆のあんこで作った”うぐいすあんパン”があります。

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