甘酸っぱいくておいしい! ブドウパン

 パンの歴史は古く、小麦が作られるようになった13000年くらい前は粒で食べていましたが、その後おかゆのように煮て食べました。6000年前ころのメソポタミア(現在のイラン・イラク・シリアあたり)でさらに小麦粉を水で練って焼いたパンが食べられるようになりました。ふかふかの発酵パンが作られるようになったのは4000年前ころですが、高級品で庶民は口にできなかったようです。現在は、アンズ、モモなどのくだものを使った菓子パンがたくさんありますが、40年くらい前は、干しぶどう(レーズン)を入れたブドウパンしかありませんでした。そして、子どもたちはブドウパンが大好きでした。