9/12、3年生は社会科学習の一環で、バスに乗り「市内めぐり」に行ってきました。

海に近いなじみの景色から、浜見山を通って住宅街へ。藤沢橋を過ぎ藤沢宿の歴史を感じながら

進み、フラワーセンターを見学。栄養豊かな自家製の土で、花や野菜・米を作っていることを知

りました。善行地区を通って、次に訪れたのは、「藤沢中央卸売市場」。全国から集まってくる

野菜を、お店や藤沢市内の学校へも届けていることを教えていただきました。

 先日の社会科の授業では、「おろし売り市場の人が、おいしい野菜をとどけるために工夫している

ことは、なんだろう」という学習課題に向かい、市内めぐりで見てきたこと・聞いてきたこと、

自分の生活体験やニュース等、様々な知識や経験を総動員して、意見を発表していた子ども達。

「どうしていろいろなところから、野菜がとどくの?」という疑問に対して、発表された考え

では、その土地の気候や地形、流通、価格、作っている人達の願い等々、鋭い視点に着目し、

自分の言葉で懸命に伝えようとしていました。

 実際に地域に足を運び、見てきたこと・聞いてきたことが、子ども達の考えの根拠となり、また新たな

疑問へと繋がる足がかりになっていることを感じました。