平成28年度 算数・数学科研究部会

研究テーマ 素朴な気づきを子ども自身が大切に感じられる授業づくり

 

授業研究セミナー 2016年11月4日(金) 明治小学校  授業者 倉持智敏教諭

どうしてたけしくんが1位なの?? ~意外な結果から速さの表し方を考える~

 単元名 速さの表し方を考えよう  小学校6年

 児童の直感的なひらめきや、ふと感じた疑問、課題解決にあたって感じたことや考えたことのすべてを「素朴な気づき」ととらえている。「教師の言葉で授業が進む」のではなく「子どもたちの素朴な気づきと、そこから生まれた新しい気づき」によって授業が進んでいくことを大切にしたい。

「走った距離が違うじゃない?」「う~ん、わからない」等々、子どもたちの素朴な気づきの意見をとりあげて授業を進めていきました。

 

 

 

 

授業研究セミナー 2016年7月5日(火) 藤ケ岡中学校  授業者 中本康博教諭

「じゃんけん」って不思議…  ~感覚→体験→数学的活動を通して学ぶ~

     単元名 確率 中学校2年

 じゃんけんは身近に行われているものであるが、理論的に勝率や引き分けについて考えたことがない。今回は生徒自身が持っているじゃんけんに対する素朴な感覚を引き出し、課題を解決するために具体的な操作や実験を行い、授業実践を試みました。生徒たちからでた大切な気づきを授業の中でどのように活用して理解を深めていくか、研究をさらに深めています。