第12回 研究部会

日 時:2022年3月1日(火)午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:研究報告書原稿読み合わせ

    年度末振り返り

 

  

 研究報告書作成に向けて最後の原稿チェックを行いました。

 【研究テーマ】言葉で理解し、表現しながら、ともに成長する国語の授業

 言葉に立ち止まり言葉を通して理解し、根拠を持って表現し、他者との関わりの中で読みを深めともに成長していこうという研究の経緯と実践を伝えられるように、丁寧に最終チェックを行いました。講師の青山先生から、「見やすい、読みやすいだけでなく、読んでみたくなる作りになっているので、是非多くの藤沢市の先生方に読んでいただきたいですね。」と講評を頂きました。

 

 

第11回 研究部会

日 時:2022年2月15日(火)午後3時から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:研究報告書原稿読み合わせ

 国語科研究部会研究報告書作成に向けて、最終稿チェックを行いました。根拠に基づいて成果や課題が述べられているか、理解しやすい表現になっているか、細部に渡って丁寧にチェックしました。読み合わせていく中で、研究テーマに掲げ3年間培ってきた “言葉で理解する” “表現する” “ともに成長する” という3本の柱とその手法のよさを皆で実感する時間をもつことができました。また、子供がどう学んでいるのか子供の視点を見ようと付箋紙を用いて研究協議を行ってきたことが、子供の学びの姿を見る上で有効であり、協議の質を高めることができたと皆で再確認しました。

 

第10回 研究部会

日 時:2022年1月18日(火)午後3時から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:研究報告書(研究概要)の原稿読み合わせ

 

 研究報告書に掲載する『研究概要』や『成果と課題』についての原稿の読み合わせを行いました。研究を振り返り、研究の深さをあらためて実感することができました。国語科研究部会は付箋を用いて研究授業の協議を行ってきましたが、「子供の姿を見ることで、子供の学びを見取ることができた。」「皆の意見を共有でき、そこから新しい議論も生まれ、協議の質を高めることができた。」など付箋を用いた協議のよさについて皆で共有する有意義な時間となりました。

 

第9回 研究部会

日 時:2021年12月23日(木)午後2時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:研究報告書(実践報告)の原稿読み合わせ

 

 研究員各自が作成した実践報告原稿の読み合わせを行いました。研究内容をしっかり伝えられるよう内容の一つ一つについて細かく吟味し,講師の青山先生からも原稿についてアドバイスをいただきました。研究テーマに基づいた互いの研究実践を再び振り返り、その成果と課題を皆で共有、確認する有意義な時間となりました。

 

第8回 研究部会

日 時:2021年11月30日(火)午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:・川添研究員授業研究セミナー振り返り

    ・研究報告書の内容検討

 川添研究員の授業研究セミナー振り返り

 川添研究員から以下の報告がありました。

  • 授業後のアンケートで、「互いの考えを伝い合える話し合い活動が楽しかった。」「国語が楽しい。」と答えた児童が増えた。
  • 言葉に立ち止まる・言葉に着目させる指導を行った結果、教師が言わなくてもどんなことが書いてあるか文章に線を引くようになった。
  • 教師が教材観をもって指導すると児童の学び方も変容することを実感として得られた。

 

 研究報告書検討

 研究報告書に載せる実践報告原稿を持ち寄り、内容の検討を行いました。研究の内容を分かりやすく伝えられる研究報告書の作成をめざし、書き方の形式を統一しました。各実践報告の初めに “扉のページ” を入れ、扉の表では授業の様子を3コマ漫画風に紹介し、扉の裏では研究テーマに基づいた授業の効果的な手立てを授業実践ページへ紐付けできるように工夫しています。報告書完成に向けて計画的に進めています。

 

 

第7回 研究部会

日 時:2021年10月14日(木)午後2時30分から

場 所:藤沢市立六会小学校 

内 容:国語科授業研究セミナーⅢ

    川添研究員研究授業及び研究協議

  

川添研究員研究授業・研究協議

 単元名:小学校3年 ~場面をくらべながら読み、感じたことをまとめよう~ 「ちいちゃんのかげおくり」

 研究テーマ「言葉で理解し、表現しながら、ともに成長する国語の授業」のもと、本時の展開の中でも、次のことを意識した授業展開を行いました。

  • 「言葉で理解し」・・・言葉に立ち止まるしかけ、本文に立ち戻るしかけ作り
  • 「表現しながら」・・・意見を発表したり書いたりして表現し、意見交換をする場の工夫
  • 「ともに成長する」・・・他者の意見を参考に、さらに自分の考えを深める場の設定

 授業後の研究協議会は、研究員が見取った授業での様子を付箋に書いたものを時系列に貼りながら、授業の展開を振り返っていきました。今日は一般の参加者の方はリモートでの参加となり、その都度チャットで質問や意見を書き込んでもらい、それを取り上げながら協議を進めていきました。講師の青山先生や研究員から、授業での子供たちの様子について、次のような感想が述べられました。

  • それぞれ本文の言葉で、しっかりと自分の考えをもって、発言していた。
  • 自分の印象、自分の思いだけでなく、叙述に即して自分の考えを発表することができていた。
  • 互いの意見を聞き合うことで、表現し合うことで、自分の考えを深めることができていた。

 

【リモート参加者より】

  • 子供たちの読みを深めるための効果的な支援策が授業の様々な場面にちりばめられていて、とても勉強になりました。叙述に着目しながら読み深める姿は素晴らしく、今まで積み重ねてきた力を感じました。
  • 教科書から読み取った内容をもとに自分の考えをまとめる、友達の考えを見て自分の考えを見直す、自ら学びを深めている様子が見られました。日々の積み重ねの大切さを改めて感じました。
  • 「言葉で理解」「表現しながら」「ともに成長」という場面の用意が授業のリズムを作ってくれる。「ともに成長」とは児童が授業に参加する意見にある。はじめは何もできない子、何をしたらよいかわからない子の成長のきっかけになるということが分かりました。

 

     

第6回 研究部会

日 時:2021年9月27日(火)午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:川添研究員授業研究セミナー指導案検討

    授業研究セミナーⅢに向けて

    研究報告書の内容検討

     

 川添研究員授業研究セミナー指導案について最終の検討を行いました。川添研究員は2パターンの授業展開を考えてきました。児童が、手がかりとなる叙述を見つけ、ちいちゃんの気持ちを想像し、多くの見方や考えが生まれる授業展開になるように、提示された2つの指導案を見比べながら皆で丁寧に話し合いました。文章を読み込んだ児童たちが、多様な意見を発表し考えを深め合える授業を目指しています。

 研究報告書の「授業実践のページ」について、形式や内容の検討を行いました。研究したことを項目で示した「扉のページ」から「授業実践のページ」へ紐付けできるよう工夫したり、形式・タイトル、文字などを統一することにしました。研究したことが分かりやすく伝えられる報告書をめざして、更に検討をしていきます。

 

第5回 研究部会

日 時:2021年8月24日(火)午後2時から

場 所:教育文化センター 研究室D

内 容:・川添研究員授業研究セミナー指導案検討

    ・研究報告書について

 

 川添研究員授業研究セミナーの指導案検討を行いました。児童が、場面を比べながら手がかりとなる叙述を見つけ、それを根拠にちいちゃんの気持ちを想像し、たくさんの見方や考えが生まれるような展開を考えました。講師の青山先生からは、本文の理解を促すための資料の提示は与えるタイミングに配慮するよう、アドバイスをいただきました。

 その後、研究報告書の形式・内容について話し合いました。各研究員の実践のページの先頭に、研究したことを項目で示した『扉のページ』を付けることにしました。研究内容を理解してもらうだけでなく、先生方の日々の授業に活用してもらえるような研究報告書を目指していきます。

 

第4回 研究部会

日 時:2021年7月15日(木)午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:・川添研究員授業研究セミナー指導案検討

    ・授業研究セミナーに向けて

    ・研究報告書について

 

 川添研究員授業研究セミナー指導案検討

 (単元名)場面をくらべながら読み、感じたことをまとめよう

      「ちいちゃんのかげおくり」  あまん きみこ  (光村図書 小3年)

 川添研究員は、「ちいちゃんが家族に会えた喜び」と「ちいちゃんの死」の両方を子供たちに感じ取らせ戦争の悲惨さを教えたいと考え、そのために有効な発問は何か皆で検討しました。その中で「国語科の授業なので、戦争について学ぶことは大切だが主な目標ではない。あくまでも叙述をもとに物語を味わう力を付けることが大切。」ということを確認しました。講師の青山先生から、単元名にある『場面を比べながら読み、感じたことをまとめよう』について、「ただ感じたことをまとめるのではなく根拠を挙げて自分の考えをまとめ書けるように。」と補足・解説をいただきました。8月の部会で、発問について更に検討していきます。

 

第3回 研究部会

日 時:2021年6月10日(木)午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:・渡辺研究員授業研究指導案検討

    ・研究テーマについての原稿検討

    ・研究報告書 実践報告の形式について

  

授業研究指導案検討

教材名:故郷 (光村図書 中3年) 

 「多様な考えが出てくるか?」という視点で、再度指導案検討を行いました。授業の中盤で、「希望のある世界とは?」と投げかけることで生徒たちが自ら文章に立ち戻り、意見・考えを交換し合い、「希望」に対する考えを更に深め広げていけると考えました。講師の青山先生からも、子供たち自身が成長を実感することが大切であり、この授業を通してこんな力がついたなと思えるように、発問の精選・工夫をすることが大切とアドバイスをいただきました。

研究報告書作成に向けての話し合い

 研究の内容が分かりやすく多くの先生方に活用してもらえる報告書を作成しようと、まず実践報告の形式について話し合いました。各研究員の実践報告の先頭ページには、テーマに関する自分の実践が一目で分かる『扉』という1ページを入れることにしました。

 

第2回 研究部会

日 時:2021年5月27日(木)午後3時30分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:・研究部会年間の予定について

    ・渡辺研究員授業研究セミナー指導案検討

    ・研究テーマについて

    ・研究報告書作成に向けて

 

 

 

 7月の授業研究セミナーで行う授業(渡辺研究員・中学校3年『故郷』)の指導案の検討を主に行いました。義務教育9年間の学びを生かして

生徒たちがこの教材に向き合っていくために、どの場面でどのような発問をすることがよいのか、検討しました。

 発問が多面的、多角的な考えを引き出すものになっているのか、研究員が意見を出し合い、次回、渡辺研究員に再度提案してもらう予定です。

 

 

 

第1回 研究部会

日 時:2021年4月15日(木)午後4時20分から

場 所:教育文化センター 小会議室

内 容:・今年度の研究の進め方の確認

    ・研究報告書の作成を目指して

 

 午後3時30分より教育文化センター大会議室にて、令和3年度藤沢市教育文化センター研究員全体会があり、センターの研究についてや研究

部会に参加するにあたっての話を聞きました。その後各研究部会に分かれ、研究部会を行いました。国語科研究部会は研究最終年度に入りまし

た。研究テーマのもと、よりよい授業を目指して授業研究を進めていきます。授業研究セミナーや研究報告書の作成を行い、成果を市内教職員に

発信していきたいと考えています。