第3回

日 時:6月20日(木)13:15

場 所:湘南台中学校2年1組および第一会議室

内 容:1.安研究員 部内研究授業および振り返り

            2.佐藤研究員 授業研究セミナー指導案検討

 今回は、湘南台中学校において安研究員の部内研究授業が行われました。 

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 授業内容は古典『枕草子』を中学生の目線で現代語訳するものでした。4人1組の班になり、対象を班別に外国人や小学校1・2年生など設定したうえで、相手意識をもちながら訳しました。対象相手の違いによって難易度も違い、特に外国人相手の班は、現代語訳に英訳の要素も工夫して取り入れていました。

 振り返りでは、班で1つの現代語訳を作成する作業だったので、個人として評価するのは難しい点とロイロノートを通さずに直接話し合いすることの大切さを講師の青山先生から指摘されました。

     

 次に、佐藤研究員の授業研究セミナー指導案検討を行いました。国語科研究部会のテーマに迫るために、「確かに書くために」「豊かに書くために」の指針を生徒に示すべきなのか、もし示すならばその内容や基準はどうあるべきかを議論しました。佐藤研究員は、研究の一環として今回のセミナーで示す方針ですが、研究部会としては、今後も継続して検討していく課題であることを確認しました。

 

 

日 時:5月23日(木)15:30

場 所:教育文化センター D研究室

内 容:1.安研究員 部内研究授業指導案検討

            2.佐藤研究員 授業研究セミナー指導案検討

            3.その他(年間計画等)

 今回の研究部会は、主に安研究員と佐藤研究員の学習指導案を検討しました。

        

 はじめに安研究員の学習指導案を検討しました。授業の対象は中学2年生で、古典『枕草子』の良さをより引き出すために、生徒独自の現代語訳を作成する学習です。古典を身近に感じることで、古典の世界への興味・関心を高めていきます。

        

 次に、佐藤研究員の学習指導案を検討しました。授業の対象は同じく中学2年生で、三浦哲郎作『盆土産』における登場人物の人柄や心情を「えびフライ」をキーワードに読み深め、理解を進めた後で、本文における「えびフライ」のような効果的描写の作成にチャレンジします。

           

 研究部会では、「豊かに書く」の指導に重点を置いて話し合いを進めました。

 

第1回

日 時:4月19日(金)15:00

場 所:教育文化センター 中会議室

内 容:1.自己紹介

    2.研究の進め方(確認)

    3.第1回部内研究授業指導案検討

    4.その他 開催日時、会場、予定確認

 令和6(2024)年度国語科研究部会が発足し、第1回研究部会が行われました。部会は和やかに自己紹介が行われたあと、さっそく研究の進め方等について真剣な話し合いが行われました。

           

 まず、研究部会の年間計画を設定し、その計画をもとに第1回部内研究授業の指導案検討を行いました。今年度は研究3年目になるので、研究テーマ「確かで豊かな書く力を育む国語の授業」に迫る実践展開について議論を重ねました。

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 議題・テーマに迫ろうとする研究員の真摯な姿勢は、今年度の研究部会にも引き継がれています。