８月６日（木）８：１５、市の緊急放送が流れ、７５年前の１９４５年のこの時間に広島に原子力爆弾が投下されたことが告げられました。

　例年、この日は夏休み中ということもあり、それぞれの家庭でこの放送を聞いていたと思います。今年は３年生がまだ夏休み前だったため、朝練に来ていたサッカー部と陸上競技部、早く登校していた生徒が学校で放送を聞きました。

　原爆の犠牲者の冥福と恒久平和を祈り、生徒はグラウンドや教室で、職員は職員室で１分間の黙祷を捧げました。生徒の中には「黙祷を行ったのは初めて」という人もいました。７５年前に起きた悲惨な出来事を忘れることなく、平和な世の中を守ることは、今を生きる我々の使命であることを改めて実感する機会となりました。夏休みではなかったことで、偶然体験したことかもしれませんが、とても貴重な体験になったと思います。

　学校だより９月号では、百武校長が両親から聞いた戦争体験の話や父親から教わった戦争の悲惨さが掲載されていますので、併せてご覧ください。