2月3日(水)の5時間目に音楽の研究授業が行われました。これは12月16日(水)に行われた研究授業の続きで、藤沢市中学校教育研究会の音楽科部会の部長である本校の引間教諭が、研究発表に向けた実践として行ったものです。市内の音楽科の先生や教育委員会の指導主事を招いて授業を参観してもらい、その後研究協議が行われました。

 前回と同じく2年3組を対象として、「指揮法」についての授業です。前回はベートーベンの交響曲第5番(運命)の演奏指導をする小澤征爾さんのDVDを視聴し、「指揮者は何をしている人なのだろう」を考え、グループで話し合い、演奏のちがいについて学習しました。そして、1拍子の指揮法の練習をしました。

 今回は、「夏の思い出」を4拍子で指揮することが課題となります。特にフェルマータ記号に注意して、作者が伝えたい尾瀬の広さや遠くにある距離感を表現することがポイントになります。

 全体で練習し、個人で研究し、お互いの指揮を見合ってアドバイスを送り、それぞれに工夫を凝らして指揮によって尾瀬を表現します。授業の始めと終わりでは表現力が格段に上がり、それぞれ個性豊かな指揮に仕上がっていました。