さわやかな味わい! フルーツみつ豆、フルーツあえ

 みつ豆(蜜豆)は、ゆでた赤エンドウ豆とさいの目に切った寒天、さらに紅白の求肥(きゅうひ)といわれるお餅のようなもの入れ、甘い糖蜜(とうみつ)をかけてつくります。原型は江戸時代末期からある子どものお菓子ですが、現在のようになったのは明治時代の後半に浅草の店で出されたものが最初と言われています。ミカン、モモ、サクランボなどを入れた”フルーツ蜜豆”、小豆のこしあんを加えた”あんみつ”、アイスクリームをのせた”クリームみつ豆”などいろいろなバリエーションが生まれました。

フルーツあえは、ミカン、パイナップル、モモなどくだものの缶詰を利用して、混ぜたものです。くだものより、酸味、甘味、食感などの違いを味わいましょう。また、さっぱりしているので食べやすく食欲が湧き、疲労回復にもよいので、運動会の練習などの体を動かす機会が多いときにはたくさん食べるとよいでしょう。