甘さと酸味のバランス抜群! ハッサク(八朔)

 旧暦の8月1日を八朔(はっさく)と言いました。現在の暦では9月8日にあたります。春に花が咲き実をつけ、八朔のころから食べられることに由来して名前がつきました。しかし、実際は酸っぱくて本当に美味しく食べられるのは冬を迎えてからになります。12月の下旬に収穫したものを貯蔵しておいて、1月~5月にお店で売り出されています。日本の特産種で、江戸時代末期の1860年ころ、広島県の浄土寺境内で偶然発見されたものだそうです。