収穫の秋に 芋  煮

 東北では、収穫の秋を迎えると、みんなで河原に集まってサトイモを煮て食べました。江戸時代から、凶作に備えてサトイモを栽培していましたが、サトイモの収穫時期に合わせて「芋煮会」も行われて年中行事のようになりました。栄養素はほとんどがデンプンで、加熱すると消化吸収がよくなります。カリウムをたくさん含み、高血圧の予防になります。また、ぬめりの成分ガラクタンは、食物繊維で脳細胞の活性化や免疫力を高める効果があります。